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日本コロムビア 創立110周年を記念して、「カチューシャの唄」などの貴重な音源を収録した3枚組CDを発売

日本コロムビア株式会社が数多くの音源の中から昭和歌謡史に残る楽曲を集めた3枚組CD『決定盤 日本コロムビア大傑作選』シリーズの2タイトルを10月28日に発売することが決定した。

1910年10月に日本最初のレコード会社として誕生した日本コロムビア。本作は2020年の創立110周年を記念して企画されたアルバムで、日本最初のヒット曲「カチューシャの唄」(大正6年)から太平洋戦争末期の「お山の杉の子」(昭和19年)までを収めた『戦前 伝説編』と、戦後復興を代表する「リンゴの唄」(昭和21年)から東京オリンピックの年のヒット曲「柔」(昭和3年)までを収めた『戦後 青春編』の2種類を用意。いずれも大変貴重な音源を含んだセットとなっており、それぞれ連続テレビ小説『エール』の主人公のモデルとなった国民的作曲家・古関裕而作品をボーナストラックとして収録している。

『戦前 伝説編』は、大正時代の松井須磨子「カチューシャの唄」や「酒は涙か溜息か」藤山一郎、「船頭可愛や」音丸、「蘇州夜曲」霧島昇、渡辺はま子など、大作曲家、古賀政男、古関裕而、服部良一ほかの戦前戦中の傑作をオリジナル音源で収録。そして要望の多い早稲田応援歌「紺碧の空」慶應応援歌「若き血」も特別収録される。

『戦後 青春編』は、戦後の「リンゴの唄」、鐘の鳴る丘の主題歌「とんがり帽子」、そして藤山一郎「長崎の鐘」、伊藤久男「イヨマンテの夜」、美空ひばり「悲しき口笛」、島倉千代子「この世の花」ほか、戦後の大ヒットを多数オリジナル音源で収録。古関裕而作曲「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」も特別収録。

なお、連続テレビ小説『エール』に登場する“コロンブスレコード”のモデルは日本コロムビアとなっており、幅広い世代の注目を集めている。日本コロムビア110年の時代を超えた傑作集をぜひ手に取ってほしい。

アルバム『決定盤 日本コロムビア大傑作選 戦前 伝説編』

2020年10月28日発売

COCP-41275-77/¥3,800+税

※CD3枚組

※全曲モノラル録音

アルバム『決定盤 日本コロムビア大傑作選 戦後 青春編』

2020年10月28日発売

COCP-41278-80/¥3,800+税

※CD3枚組

※全曲モノラル録音

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