5月に大阪・東京で開催を予定していた『METROCK 2020』が、2020年度の開催断念を発表した。新型コロナウィルスの感染拡大により、政府から発出された緊急事態宣言を受けてとのこと。今回の発表に伴い、主催者のコメントが届いている。
■【開催断念について】
開催を楽しみにしていただいておられたお客様には、心よりお詫びを申し上げます。
私たち主催者は、昨今の新型コロナウィルスの感染が拡大する中で、参加してくださるお客様、ご出演いただくアーティストの皆様および主催者を含む関係スタッフが、安心して安全に音楽を楽しめるフェスのあり方を真摯に模索してまいりました。しかし、4月7日に政府により発出された緊急事態宣言によって、大阪府、東京都ともに外出の自粛や“3密(密閉、密集、密接)”の回避が求められる時勢においては、参加者、アーティスト、スタッフの安全を完全に担保することできないと判断した次第です。
今回“中止”でなく、“開催断念”と表現したのには理由があります。私たちは現在、年内中の延期開催を模索しています。会場やスタッフ、アーティストの皆さんのスケジュールの確保など、実現に向けて解決すべき問題は山積していますが、
私たちが目指す最高形のロック・フェスティバルであるMETROCKを、2020年も皆様とともに創り上げるために奮闘します! 実現の際には改めてアナウンスさせていただきます。
今回お買い求めいただいたチケットは、払い戻しをさせていただきます。払い戻しの詳細は、決まり次第、本オフィシャルサイトにて発表させていただきます。また事前受付を実施しておりましたオフィシャルグッズにつきまして、製造国によっては非常事態宣言の発令により仕事を含めた外出が制限されていることなどから、供給が不安定になっていることを踏まえ、すべてのグッズをキャンセルとさせていただきます。詳細は、GOODSページにてご確認ください。お客様のご理解をお願い致します。
最後になりますが、エンタテインメントあふれる日常を一日も早く私たちの手に取り戻すためにも、新型コロナウィルスの感染拡大収束に向けて、“感染しない”“感染させない”行動を一丸となって徹底していきましょう。引き続き、METROCKを宜しくお願いいたします。
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