昨年9月に発表された最新10thアルバム『By Your Side』に伴うレコ発ツアー「By Your Side Tour 2019-20」。ツアー21本中16本は各地でゲストを招き、しかもSuspended 4th、teto、WOMCADOLE、SIX LOUNGE、Age Factoryなど積極的に新進気鋭のバンドと対バンを重ねてきたNothing’s Carved In Stone(以下ナッシングス)が、ワンマン・シリーズに突入。その初日にあたる東京公演を観てきたが、以前と比べてバンドの存在感やオーラは桁違いにレベルアップしていた。
19時6分、SEが流れると、村松拓(Vo&Gu)、生形真一(Gu)、日向秀和(Ba)、大喜多崇規(Dr)のメンバー4人が紗幕ごしに姿を現し、「Who Is」が始まるやカーテンが落ちると、会場は興奮状態に包まれていく。威風堂々たるバンド・サウンドを鳴らした後、“行こうぜ!”と村松は声をかけ、次は「In Future」へ。爽快なメロディーと骨太のグルーヴで一気に攻め立てると、大勢の観客が拳を突き上げてノッていた。その右肩上がりの高揚感に「Blow It Up」を見舞うと、ウォーウォー!の大合唱で早くも会場を一つに束ねていた。
撮影:西槇太一/取材:荒金良介
■Nothing’s Carved In Stone 『SPECIAL ONE-MAN LIVE “BEGINNING 2020″』
2月27日(木) 東京・新木場Studio Coast
18:00 開場 / 19:00 開演
<チケット>
スタンディング ¥4,200(税込)
2F指定席 ¥4,200(税込)
※入場時ドリンク代別途必要
※3歳以上チケット必要
■チケット情報ページ:http://bit.ly/2FRP2YM
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