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GLIM SPANKY、60年代の音楽イベントを再現した“リキッドライトショー”を披露

GLIM SPANKYが11月29日、ワンマンライブ最終公演『Velvet Theater 2019』を東京キネマ倶楽部にて行った。前日から同場所で2DAYSにてライブをおこない、チケットは両日完売となっている。

通常のライブとは異なり、GLIM SPANKYが発信するよりディープなカルチャーの世界に浸れるコンセプトで毎年行われているライブ『Velvet Theater 2019』。今回は、1960年代アメリカ西海岸で流行し、様々な音楽イベントでも披露されていた“リキッドライトショー”を、当時の手法そのままにチームOverLightShow ~大箱屋~ が再現。照明光を、着色したオイルアートに投射してステージに映し出すことで、その場でしかできない色彩感の強い、動的なステージを演出している。

冒頭、松尾レミの語りから始まる今回のライブは、まるでサイケデリックな物語へとワープしたような感覚に陥る。序盤から、真夜中の砂漠に突如出現するサーカス団や、南米を彷彿とさせる様なカラフルな映像で、異国を表現し、会場を大いに盛り上げた。そんな中で更に、楽曲イメージに合わせたカラーリキッドが、会場に投影され、歌詞のメッセージやリズムに合わせて形を変えながら会場をアートと化していくステージは、まさにハイライト。GLIM SPANKYと共に、リキッドライトアーティストが、息を合わせながらその場でしか再現できないものを、生で作りあげてデザインしていく空間は、まさにGLIM SPANKYにしかできないライブだった。

Vo/Gt松尾レミは、「大好きな60年代のものを今のセンスと掛け合わせながら、2019年に提示すべき新しいものとして表現しているのがGLIM SPANKYです」と、今回のライブに込めた思いを語った。

アートや文学やファッション等、カルチャーと共にロックはあることを、常に提示しているGLIM SPANKY。『Velvet Theater 2019』では改めてGLIM SPANKYの音楽性を全国、そして世界に向けて発信したライブとなったに違いない。

photo by 上飯坂一

【セットリスト】

M-01. 題名未定曲

M-02. NIGHT LAN DOT

M-03. MIDNIGHT CIRCUS

M-04. ダミーロックとブルース

M-05. いざメキシコへ

M-06. 闇に目を凝らせば

M-07. Velvet Theater

M-08. grand port

M-09. ハートが冷める前に

M-10. Breaking Down Blues

M-11. ジンハウスブルース (Acoustic ver.)

M-12. お月様の歌(Acoustic ver.)

M-13. 白昼夢(Acoustic ver.)

M-14. 美しい棘(Acoustic ver.)

M-15. Sonntag

M-16. ストーリーの先に

M-17. Circle Of Time

EC-1. 夜風の街(Acoustic ver.)

EC-2. Tiny Bird

シングル「ストーリーの先に」

2019年11月20日(水)発売

【初回限定盤】(CD)

TYCT-39113/¥1,980(税込)

<収録曲>

■CD

1.ストーリーの先に

2. Breaking Down Blues

3.Tiny Bird

+ライブ音源(2019.6.8豊洲PIT)

Love Is There/TV Show/ハートが冷める前に/The Flowers/In the air/愚か者たち/Hello Sunshine/All Of Us/To The Music/Looking For The Magic/闇に目を凝らせば/話をしよう

【完全数量限定盤】(CD+グッズ) 

TYCT-39112/¥3,960(税込)

<収録曲>

■CD

1.ストーリーの先に

2. Breaking Down Blues

3.Tiny Bird

■グッズ

松尾レミデザインのボディバッグ

※本画像のデザイン(柄)、本体の色はイメージです。実際の商品とは異なります。

【通常盤】(CD) 

TYCT-30099/¥1,430(税込)

<収録曲>

■CD

1.ストーリーの先に

2. Breaking Down Blues

3.Tiny Bird

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