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奥華子、新曲「はなびら」が映画『殺さない彼と死なない彼女』の主題歌に決定

奥華子の新曲「はなびら」が、11月15日(金)に新宿バルト9ほかで公開される映画『殺さない彼と死なない彼女』の主題歌に決定した。

映画主題歌としては4作目の提供。自らの代名詞ともいえる失恋バラードや、心に深く刺さるメッセージソングなど数多くの楽曲を発表し続けてきた奥が、満を持して書き下ろした楽曲だけに、今回も期待が高まる。

主題歌について小林啓一監督と制作陣は、“映画のラストには希望を残したい”“本作の登場人物と観客に寄り添える、切ない、だけど温かさの残る曲にしていきたい”という想いのもと、検討を重ね、原作と楽曲の両方のイメージがシンクロする奥へオファー。すると偶然にも、彼女がオファー以前に原作を読んでいたことが判明し、書き下ろし主題歌の提供が実現した。

さらに、主題歌が奥に決定したことを原作者の世紀末へ伝えたところ、実は世紀末も以前から彼女の楽曲が好きで、過去に奥の楽曲からインスパイアされたイメージで漫画を描いたこともあったことが判明。まさしく運命的な巡り合わせを感じさせるコラボレーションとなった。

また、奥は映画音楽にも初挑戦している。主題歌決定後、本編のラッシュを見た彼女から“きれいな水のようなイメージです”という感想が届いたのがきっかけとのこと。映画音楽を作るにあたり、この一言がまさしく本作のサウンドで表現したい一つでもあったことから、あわせてオファーされることとなった。

奥と小林監督は一曲一曲、話し合いながら綿密なやり取りを続け、ピアノをメインに全21曲の映画音楽を作曲。セリフと画と音楽で三位一体となるよう、緻密に計算された音楽で作品を彩る。

(c)2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会

■【コメント】

■奥華子

「世紀末さんの世界観が好きで原作を読んでいたので、主題歌と劇中音楽のお話を頂いた時は本当に嬉しかったです。

瑞々しい映像と大切な言葉が散りばめられた一つの物語に、心が掴まれて何度も涙が出ました。

人を想う強さや、生きている喜びも切なさも素直に全部が愛おしいと思える作品でした。

主題歌「はなびら」は前向きな力強さと映画の優しい光の世界観もイメージしながら作りました。劇中音楽は初めての経験でしたが小林監督と何度もイメージを共有しながら、とても繊細なところまで妥協なく作る事ができました。

この音楽が映画と共に観た人の心に残れば幸いです」

■間宮祥太朗

「奥華子さんの音楽あってこそ、この映画は清く美しく感じてもらえると思います。

音が静かに泣いたり笑ったりしている様で、登場人物達の感情の機微に観客を誘う。

観ている方々の温度に優しく触れる。この映画に寄り添う音楽に報われに来てください」

■桜井日奈子

「「ガーネット」や「楔」など以前から聴いていて、私も奥華子さんの曲に心を動かされたファンの1人なので、今回主題歌を担当されることを知ってとても嬉しかったです。

恋の儚さ、尊さ、切なさが色濃く出ている反面、何度も出てくる“ありがとう”の歌詞に、

物語と同様、前向きさを感じました。そして苦しくなるほどに共感できる歌詞が心に響きます」

■小林啓一監督

「素晴らしい音楽を作っていただき、ありがとうございました。奥華子さんの音楽により映画に深みや立体感が生まれました。仕上げの場にも、ずっといてくださり重要なアドバイスもたくさんいただきました。ほんとに助かりました。奥華子さん無くして、この映画は語れません。幸福と悲哀、それと何かが同時に沸き起こる不思議な感覚を皆さんにも味わって欲しいです。エンディング、はやく聞いて欲しいです」

■世紀末(原作)

「映画が始まって最初の劇伴が流れた瞬間、物語が動き始めるのを感じてワクワクしました。まるで白黒から色がついたような、踊ってるような、走ってるような、笑ってるような、とても素敵な音です。

主題歌の「はなびら」は作品に寄り添って作っていただいた歌ですが、あたたかくて真っ直ぐで聴けば聴くほど奥華子さん本人のような歌だと思っています。

試写会後、奥さんが映画を“宝物のような作品ですね”と言ってくださったのがとても嬉しかった。

宝物を作ってくださったこと、本当に感謝しています」

【映画『殺さない彼と死なない彼女』情報】

11月15日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー

出演:間宮祥太朗/桜井日奈子/恒松祐里/堀田真由/箭内夢菜/ゆうたろう/金子大地/中尾暢樹/佐藤玲/佐津川愛美/森口瑤子

監督・脚本:小林啓一

原作:世紀末『殺さない彼と死なない彼女』(KADOKAWA刊)

音楽:奥華子

主題歌:「はなびら」 奥華子(PONY CANYON)

製作:「殺さない彼と死なない彼女」製作委員会

制作プロダクション:マイケルギオン

配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン

<あらすじ>

その感動は予測不能! すべての孤独をあたたかく癒す、

いびつでピュアなニュータイプ・ラブストーリー。

何にも興味が持てず、退屈な学生生活を送っている高校三年の小坂れい(間宮祥太朗)。ある日、小坂は教室で殺されたハチの死骸を埋葬しているクラスメイト・鹿野なな(桜井日奈子)に出会う。虫の命を大切に扱う心優しい一面を持ちながら、ネガティブな言動で周囲から孤立し、リストカット常習者で“死にたがり”の鹿野に興味を抱く小坂。<ハチの埋葬>をきっかけに、二人は一緒にいることがあたりまえになっていくのだが……。

『奥華子コンサートツアー2019〜弾き語り〜』

8月12日(月) 静岡・静岡市清水文化会館マリナート小ホール

8月17日(土) 群馬・高崎市文化会館

9月06日(金) 京都・京都府立府民ホールアルティ

9月07日(土) 奈良・秋篠音楽堂

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