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『Project110』2次審査が大阪にてスタート

今年で110周年を迎えるレコード会社・日本コロムビアが令和最初のスターを発掘することを目的としたプロジェクト『Project110』(読み:プロジェクトワンワンオー)。そのオーディションの2次審査が7月20日(土)と21日(日)に大阪にて開催された。

同社は日本初のレコード会社として、これまでに数々のアーティストを輩出。今回、令和という新しい時代が始まることから、次なる110年を目指し、時代を切り開いていく次世代アーティストを発掘すべく『Project110』を開催。オーディションはバンド/シンガーソングライター、シンガー、ラッパー、ダンサーの4部門を募集。総合グランプリにはアーティスト活動の全面バックアップが約束され、各賞にも育成契約などアーティスト活動のサポートが予定されている。すでに応募受付は終わり500組を超える応募の中から、東京と大阪でそれぞれ2次審査が行なわれることに。今回は大阪・西区にある大阪スクールオブミュージック楽専門学校内にて行なわれた、大阪でのオーディションの模様を一部お伝えしたい。

まず、審査員を務めた日本コロムビアのスタッフらに、今回のオーディションについての話を聞いてみると、「日本コロムビアは歴史あるレコード会社。これまでにも幅広い音楽を打ち出し、今なお人気が衰えない作品も数多くある。即戦力だけでなく将来性を重視し、次の110年先にも作品が残るアーティストが生まれたら。また、今回のオーディションでは日本だけでなく海外も視野に入れています。グローバルな視点、語学ができるなど、これまでなかった見方でアーティストを打ち出していきたいですね。まだオーディション途中ですが、面白そうな人たちもちらほらいるようです」と期待高まる声が。

そして、いよいよオーディション当日。日本コロムビアのスタッフが直接審査を行なう形式で進行し、現役高校生から会社員まで、ジャンルもタイプもバラバラなオーディション参加者たちが緊張した面持ちで控室にて自分たちの出番を待つ。持ち時間の中で、自己PRや楽曲披露など全てを行なうということもあり、参加者はみな緊張した様子を見せながらも、“最優秀を狙っていきたい”“自分の声をもっとたくさんの人に聴いてほしい”と熱い想いを語っていく。

参加者はすでにいくつものオーディションやコンテストを経験した者や、自主イベントを開催している者、学生から会社員など様々。今後は東京での2次審査を経て、最終審査にはライヴステージでの審査が待ち構えている。次世代を担うビッグアーティストは誕生するのか、気になる今後の情報は公式サイトをチェックしよう。  

photo by 日吉“JP”純平

text by 黒田奈保子

■『Project110』

<2次審査>

東京: 7月27日(土)・28日(日)

<最終審査>

9月中旬(都内某所)

<グランプリ発表>

10月1日(火)

■公式サイト

https://columbia.jp/project110/

■公式TWITTER

https://twitter.com/project_110/

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