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Kleissis(クレイ・シス)、今夏発売のスマホゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』のテーマソングを初披露

ボーカルユニット「Kleissis(クレイ・シス)」が4月6日、東京・恵比寿ガーデンルームでShowcaseライヴを開催した。

そのライヴに先駆けて、同イベントではフジゲームスによる新作スマホゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』(今夏リリース)の制作発表会が行われ、Kleissisのメンバー7人がゲームのキャラクターとして出演していることが明かされた。結成当初から、田中有紀が「カスミ」、富田美憂が「アキラ」、山田麻莉奈が「サユキ」、髙橋麻里が「ユン」、山根綺が「ヒロナ」、本吉有希子が「ミオ」、金子有希が「ミウ」と各メンバーにキャラクターが設定されていたが、その謎がこの発表会で明らかとなった。さらに、これまでに発表しているKleissisの楽曲がゲームの世界観を歌ったものだということと、同日6日から配信リリースされる新曲「Ark of promise」「さよならの彼方へ」が、それぞれゲームのテーマソングとエンディングテーマに起用されることも伝えられた。

そんな重大な発表が行われ、ファンのテンションも高ぶったところでライヴはスタート。7人揃ってのライヴは昨年11月以来、約5か月ぶりとなる。オープニングは、富田と山田が“アルバイト店員”として出演しているテレビ番組『エイコーさん』(フジテレビ系毎週木曜26:55〜)のエンディングテーマである「決断のDivergence」。ファンにはおなじみの曲だが、ライヴでは初披露ということで序盤から盛り上がりは最高潮に。そして、各メンバーの自己紹介を挟んで「Ark of promise」を歌唱。三拍子のリズム楽曲ということで、Kleissisの他の楽曲とは一線を画した雰囲気を醸し出していた。そして、アップテンポなイントロから惹き付けられる「逆さまの世界にて」。サビの美しいハーモニーは開放的な感じがあり、ボーカルユニットとしてのKleissisの魅力が存分に味わえる楽曲だ。

始まりへの希望が感じられる「贖いのアリア」は、聴く者の心を浄化させてくれるような美しさが印象的なもの。2ndシングルの表題曲「Another Sky Resonance」は疾走感あふれる楽曲で、7人の歌声がひとつになって聴かせる力強さがあり、後半戦に「行くよ!」と呼びかけ、会場が一体となって拳を突き上げた光景は壮観だった。

ここでうれしいお知らせが! 7月20日(土)に原宿クエストホールにてユニット始動1周年を記念した初のワンマンライヴが行われることが決定!という、うれしい発表があった。さらに、5月5日までにゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』の事前登録者数が1万人を突破すると、新曲の制作が決定するということ。謎解きにはじまり盛りだくさんの告知で興奮を隠しきれないファンへ向け、本編ラストに届けたのは、ゲームのエンディングテーマとなる「さよならの彼方へ」だった。

アンコールは昨年7月から現在までの活動を辿る映像で始まった。まだ短い活動期間ではあるが、メンバーもこの映像を見て、様々な出来事を思い出したようで感慨深さもある中、ここでさらにサプライズが行われた。それは4月4日に誕生日を迎えた元吉有希子にバースデーケーキが。そんなハッピーな気分の中、「Kleissis Chaos」が披露され、壮美なハーモニーを聴かせてイベントは幕を閉じた。

このライヴの模様は、公開収録として先に述べた番組『エイコーさん』で、4月25日深夜に放送されることがアナウンスされている。オリジナリティ溢れる世界観を感じさせてくれるKleissisのパフォーマンスをぜひ堪能してもらいたい。

text by 田中隆信

【セットリスト】

1. 決断のDivergence

2. Ark of promise

3. 逆さまの世界にて

4. 贖いのアリア

5. Another Sky Resonance

6. さよならの彼方へ

<ENCORE>

1.Kleissis Chaos

■スマホゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』公式サイト

https://arca-last.com/index.html

■フジテレビ地上波『エイコーさん』(毎週木曜26:55〜)公式サイト

https://eiko-san.corporate.fujigames.cool/index.html

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