超特急が3月28日、ファンクラブイベント『FUN!FUN!ふぁんみーてぃんぐ2019 平成最後の大爆発!!!!!!!!』の最終公演をZepp DiverCity(TOKYO)で開催した。ステージ上でメンバーのタクヤが「ファンクラブって距離感も近いし、自由な感じがあるじゃないですか」と語った通り、ファンクラブならではスペシャルな企画を盛り込んだステージで、リーダーのリョウガいわく「良い意味でユルユルな超特急」を存分に披露。予想を超えるパフォーマンスでドアが閉まり切らないほどフロアを埋め尽くした8号車(超特急ファンの呼称)を湧かせると共に、終演後にはCDデビュー7周年の記念シングルをリリースすることも発表して、2019年の輝かしい未来を示した。
2017年から始まったファンクラブイベントも年々規模を拡大し、今年は東名阪+福岡の全国4都市6公演で約1万5000人を動員するスケールに。これまでのFCイベントと同じく今回もすべてがメンバープロデュースで、6人全員で考案したイベントタイトルに、なんと、これまで衣装プロデュース経験のないリョウガとタカシが衣装を担当。加えて各公演に担当メンバーが設定され、ライブのセットリストはもちろん、開演前のアナウンスからSE、演出から企画と細部にわたるまですべてを担当者個人がプロデュースするという試みにより、3 月9日のツアー初日からバラエティ豊かなメニューで8号車を楽しませてきた。
最終日の担当メンバーは4号車のタクヤ。リョウガのプロデュースによる上下ピンクの衣装でメンバーが登場するや、MCもタクヤが務め、初っ端からラフなトークで楽屋を覗き見しているような気持ちにさせてくれる。そんな流れから、さっそく本日の企画コーナーへと突入。FCイベント最大のお楽しみとも言えるこのパートでは、ここまでの5公演でも各担当メンバーが趣向を凝らした企画で、8号車の笑いとトキメキのツボを押しまくってきた。初日・大阪公演の1部では、カイが“超特急三番勝負”なるゲーム対決で爆笑を誘い、ユースケ担当の大阪2部ではランダムに選んだ超特急楽曲をそれぞれ歌詞ナシで歌う“超特急ジュークボックス”で、唯一のボーカル・タカシへの感謝を表明。さらに福岡公演のユーキによる“超特急は俺が一番知ってます選手権”では、6人がマニアなクイズで競った末に愛のキメ台詞を披露し、名古屋ではリョウガが自身のYouTube公式チャンネル『ガリゲーch』の公開収録を実施した。そして2デイズとなった東京公演の初日・27日には、猫耳をつけて猫になったダンサー5人が、8号車と担当メンバーのタカシを癒す“にゃあとっきゅう胸キュン選手権”を開催!「ファンクラブ会員としかできないことってあるから、好き勝手にやらせてもいました」というリョウガの言葉通り、実に発想豊かでフリーダムなラインナップである。
そして、最終日にタクヤが行ったのは“FC限定グッズ考案会”。8号車から寄せられた“こんなグッズが欲しい!”という希望を、公開グッズ会議で叶えてしまおうという大胆な企画で、具体的にはタクヤがボックスからグッズ案を引き、他の5人がそのデザインを考えるというものだ。デザイン中に生じた疑問を8号車に問いかけ、その返答を参考にしながら5人が挑んだのは2WAYのトートバッグ、爪切り、ティッシュケースの3 つ。ユースケが考えたキャリーとリュックの2WAYや、カイ考案のユースケ型“つめきりスケ”等、実用性とデザイン性を兼ね備えたものもいくつか飛び出し、中でも次々にグッドデザインを生みだすタカシには「デザイン王じゃない?」(ユーキ)の声が飛ぶ。反面、ユーキの画伯ぶりが爆発したイラストや、リョウガの斬新すぎるデザインに、客席の8号車が波のように引く場面も。ここで考案された名作&迷作(?)の数々は、後日、ファンクラブ会員限定で販売されるということなので、会員は楽しみに待っていてほしい。
ここでメンバーがステージから退場すると、大阪・福岡・名古屋公演のハイライトを繋いだ秘蔵映像が流れ、オーバーチュアから黒ベースの装いに着替えた6人が入場。超特急とファンクラブのロゴマークがあしらわれた衣装はタカシのプロデュースで、テーマは「メンバーがあまり着ていないもの」だったという。ここから後半戦のライブパートとなるが、セットリストは担当メンバーの一存ということで、これまでの公演でもそれぞれの個性が露わに。超特急のクールとポップをバランスよく混ぜ込んだカイに対し、ユースケが「超特急です!!!!!!!!」の6連発で普段は絶対に見られない“限界の向こう側”を晒せば、ユーキはメッセージ性の高い楽曲を新旧織り交ぜて8号車への愛と感謝を表す。さらに、リハーサルゼロのまま曲をくじ引きして、即興でライブを作るという試みでステージ上をカオスにしたリョウガ、歌モノを軸に自身の見せ所もしっかり押さえたタカシと、それぞれの“FCイベントだからできること、やりたいこと”も強く反映されていた。
もちろん最終日のステージも、プロデュース担当のタクヤらしさが垣間見えるものに。まずは彼のセンター曲「PUMP ME UP」でスタートすると、真顔でパラパラを踊り、さらに普段より3 割増しでタクヤが雄叫びをあげる奇想天外な世界観に、ミラーボールの光を浴びたフロアは沸騰。タクヤいわく「こんなにセンターに居続ける曲はない」と語る最新アルバム『GOLDEN EPOCH』収録の新曲だが、ライブでは既にキラーチューンとして成長を遂げつつあるようだ。また、イベントタイトルの元になった“平!成!最後の馬鹿騒ぎ”という歌詞をタカシが“平!成!最後のファンクラブツアー!”と歌い替えたりと、まさしく最終日の幕開けにはピッタリだろう。さらに、ダンサーがラップを轟かせる「Booster」にジャジーな「DJ Dominator」を並べて、超特急の“カッコよさ”を多彩な角度から見せるのだから、フロアの温度は急上昇。いずれもイントロが鳴っただけで大歓声があがる8号車のツボを心得た選曲で、頭から8号車を揺さぶりまくる。
しかし、MCを挟むと一転、切ない感情表現を得意とするタクヤらしいセクションに。楽曲の穏やかな響きを想いの籠もったダンスで昇華させた「Synchronism」で、8号車と一つに重ねた心を、続く「fanfare」では一気に解き放ち、明日への力強い讃歌へと変えてゆく。8号車も共に謳う声で、ペンライトで、未来への熱いファンファーレを鳴らし、それに応えてタカシは「今、ここにいるみなさんがずっと幸せになれますように!」と熱唱。たった数分で大きな感動を作り上げるが、そこで終わらないのが超特急だ。8号車の歓声を受け、ユースケが「その声が力になってきた! なんだかギラギラ燃えてきた、最後に変身だ!」と叫ぶと、6人が次々にキメ台詞を発した最後に「ギラギラ戦隊、超トッキュウジャー!」とポーズを決めて、「超特急です!!!!!!!!」に雪崩れ込む。Yahoo!JAPANで配信中のレギュラー番組『ギラギラ超特急』で誕生した戦隊ヒーローと化した彼らはステージを駆け回り、ダンサー陣もシャウトを入れまくって、「平成サンキュー! ホントにありがとう!」と叫ぶユースケの声もハスキーボイスに。熱狂する客席に向かってメンバーカラーのライトが飛び交い、曲が終わったときの達成感も満点で、「悔いなく完全燃焼で終えることができました!」と発したリョウガの台詞を納得させる。笑いも涙も、感動もカオスもお手のもの。そんなところが超特急の魅力なのかもしれない。
「各ライブ一人ずつプロデュースしようって言いだしたの僕だったんです。でも、くじ引きで最終公演の担当になっちゃって、プレッシャー大きくて“言わなきゃよかった”って思ったんですけど、こうして思い出が一つできて、すごく良かったです」
そんなタクヤの言葉を最後に6人がステージを去ると、なんとステージ上のモニターには、ニューシングル「Hey Hey Hey」が6月10日にリリースされるという告知が! 6月10日は彼らのCDデビュー7周年の記念日であり、しかもCDシングルの発売は10ヶ月ぶりということで、待ちに待った報せに場内から熱い歓声が湧き起こる。この熱気は4月20・21日の松戸・森のホール21を皮切りに、全国33公演で10万人を動員する超特急史上最大規模のホールツアー『EUPHORIA』へと引き継がれてゆくだろう。ファイナルの8月17日・沖縄コンベンションセンターでは念願の全国開通も果たされるだけに、そのツアーのテーマ曲でもある「Hey Hey Hey」で彼らが見せる新たな進化に期待したい。
シングル「Hey Hey Hey」
2019年6月10日(月)発売
【通常盤】
ZXRC-1198/¥1,000(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Drawイッパツ!
▼各メンバーセンター盤はM-2がセンター曲です
【KAIセンター盤】
ZXRC-1192/¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Before Dawn
M-3 Drawイッパツ!
【RYOGAセンター盤】
ZXRC-1193/¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ~るど
M-3 Drawイッパツ!
【TAKUYAセンター盤】
ZXRC-1194/¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Four Seasons
M-3 Drawイッパツ!
【YUKIセンター盤】
ZXRC-1195/¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 Play Back
M-3 Drawイッパツ!
【YUSUKEセンター盤】
ZXRC-1196/¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 TAXI
M-3 Drawイッパツ!
【TAKASHIセンター盤】
ZXRC-1197/¥1,200(税込)
<収録曲>
M-1 Hey Hey Hey
M-2 小さな光
M-3 Drawイッパツ!
【Loppi・HMV Limited 7th Anniversary BOX】
ZXRA-1003/¥10,200(税込)
CDデビュー7周年を記念したスペシャルBOX!
シングル全7枚とDJ和による『BULLET TRAIN “You Folia” NON STOP MIX by DJ和』CD1枚をコンパイルした超限定BOX!!
◎ CDショップ・通販サイト先着特典
※Loppi・HMV Limited 7th Anniversary BOXは対象外です
■ローソン/ミニストップ店頭Loppi端末・HMV全国各店・HMV&BOOKS onlineオリジナル特典
トレカ HMV ver.(ソロ絵柄6種ランダム)
■タワーレコード全国各店・タワーレコード オンライン オリジナル特典
トレカ タワーレコード ver.(ソロ絵柄6種ランダム)
■TSUTAYA RECORDS全国各店・TSUTAYAオンラインショッピング オリジナル特典
トレカ TSUTAYA RECORDS ver.(ソロ絵柄6種ランダム)
※一部、取り扱いのない店舗もございます。
※TSUTAYAオンラインショッピングはご予約分のみ対象です。
■Amazonオリジナル特典
トレカ Amazon ver.(集合絵柄1種)
※Amazonでは、特典付き商品のカートがアップされます。特典をご要望のお客様は特典付き商品をお買い求め下さい。
■Rakutenブックス オリジナル特典
ポストカード(集合絵柄1種)
Blu-ray『BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH AT SAITAMA SUPER ARENA』
2019年3月27日発売
【通常盤】
ZXRB-3044/¥4,800(税込)
【Loppi・HMV限定盤】
ZXRB-3045/¥8,400(税込)
仕様:1Blu-ray + Arena Tour 2018 Memorial Photo Book『THE EPOCH』(64ページ予定)
※Blu-ray収録曲は通常盤と同内容ですが、通常盤おまけ映像「超特急です!!!!!!!!」ダンス動画は収録されません。
<収録曲>
1. Overture
2. No.1
3. Drive on week
4. Believe×Believe
5. BREAK OFF
6. PUMP ME UP
7. Booster
8. ขอเสียงหน่อย (コーシエンノイ)
9. Time Wave
〜BULLET TRAIN CENTER Medley〜
10. ikki!!!!!i!!
11. Bloody Night
12. POLICEMEN
13. Shake body
14. TRAIN
15. need you
16. Fashion
17. FLASHBACK
18. 霖雨
19. a kind of love
20. Burn!
21. 超えてアバンチュール
22. SAIKOU KOUSHIN
23. SAY NO
24. Time of GOLD
〜ENCORE〜
25. You know, I know
26. Party Maker
27. 走れ!!!!超特急
〜W ENCORE〜
28. 超特急です!!!!!!!!
◎おまけ映像収録
通常盤のみ、大阪城ホール公演(2018年12月26・27日)のエンドロール後に“おまけ映像”として上映された「超特急です!!!!!!!!」のダンス動画を収録。映像はレッスン着を着たメンバーがコールを思い切り叫びながら全力パフォーマンスをする姿を定点カメラで捉えたもの。ライブ会場ではメンバーがステージを去ったあとにもかかわらず、画面に表示されるテロップに合わせて8号車がコールを叫んで大盛り上がり!ハイテンションなメンバーのパフォーマンスを楽しめるこの映像が手に入るのは通常盤のみ!
※YouTubeで公開されている映像と同内容です。
※同時発売のLoppi・HMV限定盤には収録されません。
『BULLET TRAIN SPRING月SUMMER TOUR 2019「EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜」』
4月20日(土) 千葉・松戸・森のホール21 大ホール
4月21日(日) 千葉・松戸・森のホール21 大ホール
4月28日(日) 神奈川・カルッツかわさき ホール
4月29日(月) 神奈川・カルッツかわさき ホール
5月02日(木) 大阪・大阪国際会議場 メインホール
5月03日(金) 大阪・大阪国際会議場 メインホール
5月05日(日) 大阪・大阪国際会議場 メインホール
5月11日(土) 鳥取・とりぎん文化会館
5月12日(日) 島根・島根県民会館
5月17日(金) 福岡・福岡サンパレス
5月18日(土) 長崎・長崎ブリックホール
5月25日(土) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール
5月26日(日) 愛知・愛知県芸術劇場大ホール
6月01日(土) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
6月02日(日) 埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール
6月08日(土) 広島・上野学園ホール
6月15日(土) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
6月16日(日) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
6月29日(土) 千葉・市川市文化会館 大ホール
6月30日(日) 千葉・市川市文化会館 大ホール
7月06日(土) 宮城・仙台サンプラザホール
7月07日(日) 宮城・仙台サンプラザホール
7月14日(日) 新潟・新潟テルサ
7月15日(月) 石川・本多の森ホール
7月20日(土) 大阪・大阪国際会議場 メインホール
7月21日(日) 大阪・大阪国際会議場 メインホール
7月27日(土) 愛媛・西条市総合文化会館
7月28日(日) 高知・高知市文化プラザかるぽーと
8月08日(木) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
8月09日(金) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール
8月12日(月) 佐賀・佐賀市文化会館
8月13日(火) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
8月17日(土) 沖縄・沖縄コンベンションセンター劇場棟
■ツアー特設サイト
http://bullettrain.jp/euphoria/
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