小林克也率いる伝説のバンド、“ザ・ナンバーワン・バンド”、昨年32年ぶりにワンマン・ライブを行ったが、今回は初期作品にゲスト参加していた難波弘之を迎えたスペシャル編成。新旧のオリジナル曲に加え、『ベストヒットUSA』ファンにはたまらない洋楽カバー曲も披露されるという。彼らにこのコンサートについて、そして“ザ・ナンバーワン・バンド”への思いについて訊いた。
■「30年前のコンサートに来た人 いるのかな?」と訊いたら、 東京でも、名古屋でも、広島でも 手が挙がった(小林克也)
小林克也(ヴォーカル):2018年にアルバムを出して、5本のツアーをやったんです。三十数年ぶりだったんだけど、その時に、“ああ、まんざらでもないな”と思ったんだ。そうじゃなかった?
佐藤輝夫(ギター):そうですね。“この歳になってやっていいのか?”って思ったんですけど、なんとか、できました。
小林:それでビルボード東京には“いつでもいいからまたライブやってくださいよ”って言われて、“あ、じゃあ良かったんだ?”と思いました。ライブの時にお客さんに“30年前にコンサートをやった時、来た人いるのかな?”って訊いたら、東京でも、名古屋でも、広島でも手が挙がったんですよ! その時はもう鳥肌が立ちましたね。
佐藤:今回のライブは『ベストヒットUSA feat.小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド』という企画ですけども。
撮影:堀 清香/取材:兵庫慎司
■【ライブ情報】
3月27日(水) 東京・日本青年館ホール
開場18:30 / 開演19:00
<出演者>
■小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド
(Vo.小林克也 / Gt.佐藤輝夫 / Key.深町栄 / Ba.琢磨仁 / Dr. 成田昭彦 / Gt.柳沢二三男)
■ゲストミュージシャン
Key.難波弘之 / Sax.藤井尚之
■スペシャルゲスト
鮎川誠 / 白井良明 / 鈴木慶一 / 高橋幸宏 / 中村雅俊(※50音順)
1981年にスタートした洋楽情報番組『ベストヒットUSA』の番外編。
『ベストヒットUSA』を牽引してきた人気DJ小林克也をフィーチャーした音楽満載のライブ・イベント。
当日は小林克也の78歳誕生日でもあり、ゆかりのあるゲストを迎え、
彼のバンド『小林克也&ザ・ナンバーワン・バンド』を中心に、
ゲストとともに、洋楽カバー曲、そして、オリジナル曲を演奏する。
※都合により出演者が変更になる場合がございます。予め御了承ください。
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