PrizmaXのパフォーマーでありながらDJとしても活躍する島田翼が、長年集め続けた珠玉のレコードコレクションの中からお気に入りを紹介する、偏ったエゴ満載の連載企画。この機会にぜひ、ループミュージックの世界観に浸ってみてはいかがでしょうか?
島田翼です。
さて10月。2018年もあと2ヶ月かーと思うと時のスピード感に置いていかれるような気持ちです。
昔誰かが僕に入れ知恵してくれた「21歳からあっという間に時間が過ぎていくよ」ということをこんなにあっさり実感してしまうとは。
さて、今日には「名曲」と呼ばれる楽曲が数知れずあるわけです。それは往年のJ Popであってもそうですし、ワールドワイドな意味での名曲も、はたまた誰も知らない個人的な名曲も。
今回紹介する曲は、ハウスミュージックラヴァーであれば一度は聴いたことがあるような、まさに名曲です。
レコード屋において、“Ricardo Villalobos PLAY!”の文字は、“汚い中華料理屋のチャーハンは美味い”くらいの信頼性です。けっこうですよね?
どうぞ、聴いてみてください。
さて最後に私ごとですが、10月3日に私がプロデュースさせていただいたPrizmaXの新曲、「rewind」が配信リリースされました。
2年以上この『WetCrate』を続けてきてなんとなく僕のことを知ってくれた方は、あー、やっぱツバサらしいね。と思っていただけたら嬉しいです。
今まで数々のシチュエーションで聴いてきた膨大な数の音楽的インプットを、同じ音楽という形で皆さんのもとに届けられるというのは本当に光栄なことです。アーティスト冥利に尽きます。
愛情という言葉だけでは言い表せない気持ちがたっぷり詰まった作品を世に出すわけです。まるで、我が子を嫁に出す親の気持ちのようなものなのかもしれません。実際はどうなのでしょう。
難しい話は置いといて、是非聴いてください。
この曲が、誰か一人にとってでも”名曲”となることを祈ります。
Tsubasa Shimada(PrizmaX)
シマダツバサ:幼少の頃よりダンサーとしてのキャリアを積み、高校生の時にニューヨークへ単身短期留学に発つ。現在はダンス&ヴォーカルユニット、PrizmaXのパフォーマーとしてステージに立つかたわら、DJや写真などのカルチャーに没頭する。縦横無尽にさまざまな音楽体験を経た中で、現在はダンスミュージックに着地し、ミニマルな繰り返しの中で独自のグルーヴを紡ぎ出すDJプレイで空間を彩る。ハウスミュージックの疾走感と共に、芸能界屈指のDJ/レコード・ディガーを目指し音の旅を続ける。
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