9月22日(土)、パセラリゾーツ銀座店『ベノア』を舞台にアプリゲーム『NOeSIS』と『Q-bit』の最新情報を公開するフリーイベントが行なわれた。登壇者は、原作者であるcutlass先生を筆頭に、上間江望、太田彩華、かなでももこ、藤崎結朱の計5人。イベント終了後、上間江望、太田彩華、かなでももこ、藤崎結朱が集まり、当日に発表した内容について語った。
■今回の発表が、今後の『NOeSIS』への 展開の布石になっていたら 私たちも嬉しいです。
――アプリゲーム『NOeSIS』に新しい動きが生まれました。
上間:12月に、ボイスドラマ『赤い桜の樹』の配信が決まりました。そこでは、わたしが千代田庵役を…。
太田:わたしが、古宮鏡花役を担当させていただきます。
上間:『NOeSIS』のストーリー内ではあまり絡みはなかったんですけど。でも、今回のボイスドラマでは、太田ちゃんともしっかり共演をしています!!
太田:マイクを前にお互い向かい合い、掛け合いをしながら収録をしました。立ってセリフを掛け合う収録、わたしは初めてで緊張してたんですけど、収録していて楽しかったです。
上間:イベントへ訪れてくださった皆さんも、『NOeSIS』に新たな展開が生まれたことを喜んでくれていました。というのも、昨年に出たゲームで『NOeSIS』シリーズのお話が一度終了しました。出演者である私たちも含め、『NOeSIS』ファンの間では“今後の展開はもうないのかな?”と寂しがっていたんですけど、今回のボイスドラマの配信を受け、『NOeSIS』シリーズはまだまだ続く?と思わせてくれたことが嬉しかったんです。正直、本当にこの先がどうなるのか? 本当に物語が続いてゆくのかはわからないですけど、今回の発表が今後の『NOeSIS』への展開の布石になっていたら嬉しいです。
――そして今回、『NOeSIS』シリーズを手がけてきたcutlass先生から、新作アプリゲーム『Q-bit』に関する報告もなされました。このゲームには声優として…。
上間:かなでももこ、太田彩華、上間江望が出演します。そして…。
藤崎:わたしはオープニング主題歌を歌い…。
太田:わたしは第一章のエンディングテーマを担当します。
■サイコパス…ママみたいなのに サイコパスでレズなサイコレズと 呼ばれたり。
――『Q-bit』とは一体どういう内容なのか、ぜひ教えてください。
上間:わたしたちも発表会で初めて知ったことも多くて。収録もこれからですし、まだまだ謎の部分ばかりなんですけど…。
太田:でも、わたしと結朱さんはテーマ曲を担当することから、歌うに当たって『Q-bit』第一章のシナリオは読ませていただきました。
藤崎:わたしはシナリオを読んだうえで、主題歌の作詞を担当しました。
太田:第一章だけを読んでいても、謎をいっぱい残したまま次の展開へ繋がる印象がありました。ただ、第一章だけの私なりの印象として伝えるなら“善と悪や表と裏などの二面性が、物語を楽しむ上での一つのキーワードになりそう”と感じました。
かなで そうなんだね。2人の着てる制服も可愛いよね。『Q-bit』は、“学園ホラーミステリー”作品で、わたしはキノコの胞子で猫役のきのぴーを演じます。きのぴーは猫なのか、キノコなのか、正体はよくわからないです。正直、今は全員がストーリーについては確実なことがわからなくてフワフワッとした話にはなっちゃうと思います。
上間:“きのぴーが人を食べちゃう」”みたいな噂も耳にしました。
かなで:“きのぴー実態がない”なんて声も耳にしたように、ホント謎だらけです。しかも、この日のイベントで初めて、きのぴーが人型になった姿を見たんですよ。
――そうなんですね。
かなで:今までは、キノコの菌役ということだけを聞いていて。“どんな姿なんだろう?”と想像がつかなかったんです。今でも姿を確認はしていても、どんな形でゲームの作中へ出てくるのかはちょっとわからないので、そこは楽しみにしています。
上間:わたしは、百石木夕顔ちゃんという先輩役らしいんですけど。どうやらおっぱいが大きくて、お色気担当だということを聞きました。そのお色気もママみみたいな…母親的な面が3割、お姉さん的な面を7割持ってるという説明を受けたので、他の子たちがキャピキャピとした中、もしかしたら母性というか、一人おとなしかったりするのかなぁと勝手に想像を膨らませたり。ヴィジュアルの印象から包み込むような優しさを…ママみ感を出していけば良いのかな?と、わたしも今はいろいろと想像しています。
かなで:夕顔ちゃんは、サイコパスとも呼ばれてましたよね。
上間:そう、サイコパス…ママみたいなのにサイコパスでレズなサイコレズと呼ばれたりなど、いっぱい肩書のある子らしいです。だから、みなさんも夕顔ちゃんが何者なのか想像を膨らませてください。わたしも、今から台本を読むのがすごく楽しみです。
太田:わたしの演じる祟ヶ淵ルクルートは可愛いキャラなんですけど、ちょっと謎が多い役じゃないかなぁと思っています。
上間:“留学生”という噂も聞いた。
太田:不思議な文字が衣装に書いてあったり。『Q-bit』は“学園ホラーミステリー”作品だから、不思議な子ばっかりが登場しています。
上間:内容については、続報を楽しみにしていてください。
■作品から派生していろんな楽曲や 展開が増えてくのって 一人のファンとしてもすごく嬉しいこと
――結朱さんと彩華さんは、『Q-bit』のテーマ曲を担当しています。
藤崎:今回のイベントで、わたしは『Q-bit』のオープニング主題歌「繚乱ディソナンス」を初披露しました。
上間:初披露にも関わらず、お客さんも声を出して盛り上がってくれて、すごいなと思った。
藤崎:ファンのみなさん、ホント優しいなと思いました。
――「繚乱ディソナンス」はどんな楽曲なんですか?
上間:『Q-bit』のビジュアルに合わせ、ちょっとキラキラとした感じもありつつロックな雰囲気を持った楽曲になっています。タイトルに付けた“繚乱ディソナンス”は、“ディソナンス=不協和”という意味で。作中にも”認知的不協和”という言葉が登場するのですが、私にはその言葉がすごく、このQ-bitを象徴している言葉のような気がして。そこから“不協和=ディソナンス”という言葉をとって、作詞のテーマにしようと決めました。作中に登場するキャラクターたちを花に例えて書いているので、花が咲き乱れるという意味を持つ“繚乱”という言葉と併せて“繚乱ディソナンス”とすると、人と人との不協和を意味するタイトルがぴったりだなと思い、つけました。歌詞はストーリー仕立てになっています。最初は孤独で強がっているけど、だんだん“あなたと一緒に笑っていたい”という気持ちに変わっていく…。学園ミステリー作品なので、自分の学生時代の心境を思い出したり、今現在10代の学生の子達に向けてのエールのような気持ちでも書きました。ライブでも歌っていきますので、そこはぜひ直接耳にしてください。
――「繚乱ディソナンス」は物語全般を彩る歌??それとも、第一章に絡めた楽曲?
藤崎:エンディング曲は章ごとに増えていくのではないかと思います。オープニング曲もどうなるかはまだ不確定ですけど、わたしは作品全体を象徴している楽曲として作りました。
――太田さんは、エンディングテーマを歌っています。
太田:エンディング曲の「月食のソワレ」は、『Q-bit』全体というよりも第一章のエンディングテーマという印象です。だから“ここで終わり”じゃなく、“まだまだこれからも続いていく”という、まだ謎が解き明かされてない状態の歌になっています。サビの頭で“何故、僕ら生きてるんだろう”と歌っているように、歌詞には主人公の葛藤が記されていたりなど、とてもミステリアスな楽曲です。
――『NOeSIS』も『Q-bit』も、そう。ゲームと一緒にそれぞれの展開も新たに広がっていくところが素敵だなと思います。
上間:コンシューマーゲームだと一度作品が出たら次回作が出るのはなかなか難しい中、このアプリゲームはどんどん続きが発生していくのがすごく面白いなぁと思っていて。だって、ずっとその世界観へ浸っていられるし、作品から派生していろんな楽曲や展開が増えていくのって一人のファンとしてもすごく嬉しいことですからね。
――今後どんな展開が広がってゆくのか?
上間:楽しみです。
――キャストの方々も、いろいろ発表になりました。
上間:メインキャラクターを内田彩さんや五十嵐裕美さんなどが演じます。私たちも、そこで共演出来ることを嬉しく思っています。
――かなでさんと太田さんも、着実に声優仕事を増やしていますよね。
かなで:ホントにちょっとずつですけど。まさか今回、キノコの菌を演じるとは…。またハードルが一気に上がったというか、そこは頑張ります。
太田:わたしも昨年から声優活動を始めたんですけど。声優をやり始めるきっかけになったのも『NOeSIS』だったように、わたしも『NOeSIS』や『Q-bit』と一緒に成長できたらなと思います。
■来場者の方々には、12月に配信する 新曲のQRコードをお配りします
――上間さん、近況をお願いします。
上間:10月8日に高円寺HIGHでワンマンライブ『上間江望 1st LIVE〜Catch the Fun!〜』を行ないます。初めてのフルバンドでのワンマンライブになれば、『NOeSIS』で歌わせていただいた『Irony』もこの日歌いたいなと思っているので、ぜひぜひ遊びにきてください。しかもこの日、来場者の方々に12月に配信する新曲のQRコードをお配りします。これは無料で聞けちゃう音源……そうなんです、12月には上間江望の新曲も聞けます。そちらも楽しみにしていてください。
■今回のワンマン公演は、 シンガー太田彩華だけではなく、 ベーシスト太田彩華の魅力も 感じてもらえそう
――続いては、太田さんですね。
太田:11月3日、大塚Deepaで初のワンマンライブ『太田彩華ファーストワンマンライブ~Eternal Birth』を行ないます。わたしも生バンドで開催するんですけど。わたし、普段からベースを弾きながら歌ったりもしていますが、今回はバンドのメンバーの一員として、ベースヴォーカルとしてライブを行います。覚えることがいっぱいだから、今、がっつり練習しています。
――「Eternal Birth」は、楽曲のタイトルですよね。
太田:そうです。わたしはまだ活動を始めて1年くらい。これからも、まだまだ新しいことをいっぱいやりたいし、もっともっと新しい自分を生み出したいなと思い、わたしの持ち歌の「Eternal Birth」に絡め、“毎回毎回新しい自分を誕生させたいぞ”という気持ちから、そのタイトルにしました。
――太田さんの場合、バンド演奏は慣れていますよね。
太田:ベースだけでバンド演奏の経験はありますけど、ヴォーカルをしながらベースも弾いては初めてだから、正直ドキドキしています。
かなで:太田ちゃんは、ベースを演奏しながら歌うのが持ち味だからね。これまでもステージではベースを弾きながら歌ったりもしていたけど。今回はバンドのベーシストでもあるように、バンドメンバーの一員なんだもんね。
太田:そうなんです。
かなで:だから今回のワンマン公演は、シンガー太田彩華だけではなく、ベーシスト太田彩華の魅力も感じてもらえそうだから、みなさんもぜひそこへ注目してください。
■毎回バージョンアップしなきゃ 気が済まないタイプだから、 今回も、かならずレベルアップしたい と思っています
――続いては、藤崎さんお願いします。
藤崎:わたしは、11月10日(土)に大塚Deepaを舞台に『藤崎結朱デビュー2周年フルバンドワンマンライブ~どうせ生きるなら、笑ってろ。』を開催します。わたしも、今回は初のフルバンド。わたし、5月にワンマンライブをやったんですけど。そのときに披露出来なかった楽曲も歌うように、前回以上に歌う曲数が多くなるところは見どころです。それと、わたしはギターも弾くんですけど、バンドメンバーさんと一緒にギターを弾く曲も増えると思います。
――5月にワンマン公演をやったことで、さらに欲求は高まった形だ。
藤崎:そうですね。毎回バージョンアップしなきゃ気が済まないタイプだから、今回も、かならずレベルアップしたいと思っています。なので、かならず前回を超えます!!
かなで:ゆずぽんは、1stワンマン公演でもギターを持って格好よく演奏をしていたけど。今回はバンドを従えてになるから、バンド特有の音圧を感じながら歌う姿がわたしもすごく楽しみです。とくに、バンドさんと一緒のライブはワンマンのような機会がないと観れないからこそ、ぜひ見逃さずにいて欲しいなと思います。
――他にも、見どころがあれば教えてください。
藤崎:今ですね、「隙間DROP。」という楽曲でファンの方々と一緒に歌う試みもやっております。ぜひ、その曲ではファンのみなさんと一体感を作りたいなと思っているので、そこも楽しみにしていてください。
■みんなで歌声のシンフォニーを 響かせたいです
――最後は、かなでさんですね。
かなで:わたしは12月9日に、渋谷VUENOSを舞台に『KANADE MOMOKO 5th Anniversary Live『響け!革命のシンフォニー☆』 』と題したワンマンライブをさせていただきます。今回は5周年のワンマンライブということで、細かい内容の打ち合わせはこれからなんですけど、5歳となったかなでももこの集大成を届けられるライブに。出来れば、持ち歌全部を届けたいなと思っているんですけど。じつは昨年に全曲ライブをやったとき、演奏時間的にぱっつんぱっつんでした。なので、“持ち歌も増えたことから、さすがに今回は叶わないのかなぁ。でも、なんとか叶えたいなぁ”という想いを持って、今から相談しようと思っています。
藤崎:ぜひ、メドレーにしましょう!!
かなで:おっ、ゆずぽん、それはいいアドバイス!!
――『響け!革命のシンフォニー☆』というタイトルもいいですね。
かなで:最新ナンバー「革命のヴァンガード」のサビでは、みんなで“精一杯命の炎を燃やそうと、誓いを重ねる”という願いから合唱をしています! 初めましての方にも、是非こぶしを高らかに突き上げてこの楽曲に参加してもらえたら嬉しいです。今回のタイトルに付けたシンフォニーも重なりあうメロディーのような意味にも捉えられるように、ぜひ、みんなで歌声のシンフォニーを響かせたいです。
藤崎:衣装も、可愛いの期待しています。それと、バンドの人たちがつゆ(汗)だくになっていく熱いライブを今回も楽しみにしています。ももちんも、ぜひつゆだくになって楽しんでください。
太田:趣味のアニソンDJで曲を流してたように、わたし、昔からかなでさんの楽曲が大好きなんです。だから今回も、一人のファンとしてワンマン公演を楽しみたいです。
撮影:enokiUdon
取材:長澤智典
【かなでももこワンマン情報】
『KANADE MOMOKO 5th Anniversary Live『響け!革命のシンフォニー☆』』
12月09日(日) 東京・渋谷VUENOS
<チケット>
¥4,000(税込/整理番号付)
※別途当日ワンドリンク
■詳細 https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/KAnade5th/1/1
【藤崎結朱ワンマン情報】
『藤崎結朱デビュー2周年フルバンドワンマンライブ「どうせ生きるなら、笑ってろ。」』
11月10日(土) 東京・大塚Deepa
<チケット>
¥4,000(税込/整理番号付)
※別途当日ワンドリンク
■詳細 https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/FYdebut2th/1/1/
【太田彩華ワンマン情報】
『太田彩華ファーストワンマンライブ「Eternal Birth」』
11月03日(土) 東京・大塚Deepa
<チケット>
¥4,000(税込/整理番号付)
※別途当日ワンドリンク
■詳細 https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/OA1stlive/1/1
【上間江望ワンマン情報】
『上間江望 1st LIVE~Catch the Fun!~』
10月08日(月・祝) 東京・高円寺HIGH
<チケット>
¥4,000(税込/整理番号付)
※別途当日ワンドリンク
■詳細 https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/UE1stlive/1/1
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