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福山雅治、『NHK高校野球』テーマソング「甲子園」を配信リリース決定

福山雅治のニューシングル「甲子園」が8月27日に配信リリースされる。

『NHK高校野球』のテーマソングに起用された同曲だが、全国高校野球選手権大会が今夏第100回を迎えるにあたって、試合中継を行なうNHKが今回初めてテーマソングを制作。福山がこれまでに曲を通して伝えてきた、人々が普遍的に大切にしてきたこと、“故郷への想い”や“壁にぶつかった人へのエール”、“家族愛”が、高校野球を通して伝えたいことと一致するという理由でNHKが福山に楽曲制作をオファーした。8月5日から開幕した大会のNHK中継などでオンエアされている。

そして、リリースの発表と同時にジャケット写真も公開。福山が小学校時代にソフトボールをやっていた当時の写真を使ってデザインされたものが採用された。ジャケット写真について福山は“この写真はポラロイド写真で、1枚しかなく日付けもありません。推測では小学校4年生の頃かと。当時、僕の故郷長崎ではソフトボールが盛んでした。少年達の多くは当たり前のように野球選手になることに憧れてました。僕も周りの友達同様にプロ野球カードを集めていて、町内のソフトボールチームに入ってピッチャーをやっていました。その小学生の頃の憧れとは違いますが、今回こうやって音楽で野球に関われることをとても光栄に思っています。甲子園という場所は多くの人の憧れの場所ですが、「憧れは形を変えて叶うこともある」という僕の実体験から、この写真をジャケットに選びました” とコメントを寄せている。

NHK甲子園のオフィシャルHPでは、同曲のMVをフルサイズで公開中! このMVは、“ブラスバンド部の学生達と共に撮影したい”という福山からの提案により企画され、京都橘高等学校、関西学院高等部、甲子園学院高等学校、武庫川女子大学附属高等学校、仁川学院高等学校の5校の総勢300名を超える学生達とともに阪神甲子園球場で撮影。撮影現場の盛り上がりも垣間見えるメイキング映像も収められているので、ぜひチェックしてほしい。小学生時代にソフトボールでピッチャーを、中学時代では吹奏楽部で部長を務めていたという福山は、学生時代“甲子園のアルプススタンドで応援するブラスバンド部を「これこそがブラスバンドの檜舞台だ!」と憧れの眼差しで見ていた”と語っている。

■【福山雅治 コメント】

子供の頃からテレビ観戦していた伝統ある甲子園に、野球のイメージとはおよそかけ離れている僕が音楽で参加させていただけるとは夢にも思っていませんでした。 小学校の頃はソフトボールでピッチャーを、中学校の3年間はブラスバンド部で過ごした経験がある僕からすると、甲子園という場所は、グラウンドもアルプススタンドも、憧れの全てが詰まっている場所です。 ひたむきに戦う選手たち、声を枯らしながら声援を送る応援団の汗と涙。

故郷長崎での少年時代、テレビで観戦しながら何度も心揺さぶられてきました。

上京後は野球とはかけ離れた生活を送っていますが、甲子園の季節になると故郷長崎の出場校の勝敗は毎大会チェックしています。

故郷、仲間、ひたむきさ。

そして、すべての試合にある笑顔と涙。

甲子園には、甲子園でしか表現することが出来ない感動があるように思います。

いつまでも忘れられない、大人になってもずっと心の中で抱き続けている「青春の輝き」が。

そんな「青春の輝き」を感じさせてくれる甲子園を、僕なりの音楽で表現できるよう頑張ります。

■『NHK甲子園』オフィシャルHP

https://www.nhk.or.jp/osaka/koushien/

配信楽曲「甲子園」

2018年8月27日配信リリース

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