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どしゃ降りの中スタイリッシュに踊る超特急、プールで爽快なパフォーマンスを見せるWANIMAなどびしょ濡れになりながら歌うMV集第二弾

前回ご紹介したアーティストがびしょ濡れになりながらパフォーマンスするMV、実はまだまだあるんです! アーティストによって濡れ方もパフォーマンスの仕方もさまざま。今回は、大御所から新人アーティストまで幅広くご紹介します。引き続き、それぞれの特徴を見つけながらMVの魅力を探っていきましょう!

■「キラーチューン」/東京事変(’13)

びしょ濡れ度:★★★☆☆

伊澤一葉(Key)作曲の軽快なスウィング感と、作詞も務めた椎名林檎のどこまでも突き抜けていく歌が爽快なナンバー。デモ音源を聴いた椎名が“この曲はキラーチューンだ”と思いそのままタイトルにしたというエピソードもあるこの楽曲はMVも魅力的。椎名は地下から上がってきた時に降っていた雨をもろともせず、どこか嬉しそうな表情を見せる。“雨は濡れるし嫌なもの”という概念を覆す映像作品だ。個人的には、ドラムスティックがヘッドに当たるのと同時に細かい雨粒が跳ねるところに心をくすぐられるので星評価は3つ!

■「ともに」(’16)/WANIMA

びしょ濡れ度:★★★★☆

ニベア花王『8×4ボディフレッシュ』のCMソングとして初めて書き下ろした「ともに」は、WANIMAの音楽がお茶の間にも広く知れ渡るきっかけにもなった楽曲。MVは神奈川県の湘南にある大磯ロングビーチを舞台に、プールの水と照明でパワフルかつ爽快な作品に。メンバー同士がホースで躊躇なく水をかけあうシーンでは仲の良さが滲み出ており、エンディングのプールにダイブする瞬間の表情も必見。びしょ濡れになっても全身全霊でパフォーマンスする姿が非常に魅力的で元気が湧いてくるので星4つ!

■「スターダスト LOVE TRAIN」 (’15)/超特急

びしょ濡れ度:★★★★☆

プロデューサーに小室哲哉を迎えた今作は、両A面シングルの表題曲で、タイトルからいきなりTM NETWORKの名曲「Love Train」を彷彿させる。前半のスローバラードから打って変わってダンサブルなサビへ変化する楽曲にあわせるように、どしゃ降りの雨や水しぶきを活かしたダンスシーンが。2トン以上もの水を使用したとのことで、全身びしょ濡れながらも、張り付いた髪の毛も気にせず踊るメンバーの姿が非常にクールなので星評価は4つ。もうひとつの表題曲「バッタマン」はヒャダインこと前山田健一プロデュースで、楽曲はもちろん、MV もこの曲とはまったく違う、超特急の原点であるとびきり“ダサカッコ良い”作品になっている。こちらも見逃せない!

■「どうせ夏ならバテてみない?」 (ほぼFull.Ver)(’18)/ましのみ

びしょ濡れ度:★★★★★

これはびしょ濡れどころか、もはや水中で歌っているので文句なしの星5つ!! 2018年2月にメジャーデビューしたシンガーソングライター・ましのみの初めての夏ソング。プールの上に設置された四畳半の部屋がどこかシュールだが、カップルの間で生じる“好き”の重さの違いをテーマに、ましのみ自ら体を張ってプールに飛び込み、女の子のかまってほしい気持ちが徐々にヒートアップしていく様子を上手く描写している。水の中で大きな目を見開いて歌う姿には視聴者から驚きの声も! エンディングで踊り出す水着姿の男女もインパクト大。振り付け動画も公開されているのでチェックしてみては?

TEXT:溝口愛奈

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