昨今、SNSの普及に伴いユーザーが好きな楽曲をBGMにして動画を手軽にSNSに投稿できる時代。音楽に合わせて自身が踊っている”踊ってみた動画”をSNSに投稿するのが当たり前となって、最近ではDA PUMPの「U.S.A.」などが話題となりヒットを飛ばした。ほかにも、思い出の写真を並べてその絵に合う楽曲をBGMに選んで動画にしたり、音楽を付けた動画が投稿されている。
この時期は、全国各地では夏の全国高等学校野球選手権大会の地方予選大会真っ只中。記念すべき100回目となる2018年の大会でも3,781校が全国優勝目指して熱戦を繰り広げ、選手を元気付けるのには欠かせない応援歌がスタンドで演奏されている。
有名アーティストの楽曲では、X JAPAN「紅」、大塚愛「さくらんぼ」、Queen「We will rock you」、山本リンダ「狙いうち」、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のオープニングテーマなどが多く使われる中、YouTubeの再生回数が400万回を突破したベリーグッドマンの「ライオン」も歌われ始め、さらに「ライトスタンド」も応援席から歌われている。
特出すべきは、SNS投稿される動画で使われるベリーグッドマンの楽曲は高校野球をテーマにしたものが多いということ。「ライオン」「ライトスタンド」のみならず、「Hello」「ハイライト」「ファンファーレ」などさまざまなな楽曲が選ばれいる。高校野球で使われる応援歌はだいたい1アーティスト1曲だが、ベリーグッドマンはなぜ1曲に収まらないのか。
大きな要因のひとつは、デジタル配信分野でのヒットがあることだ。若者に人気の音楽配信サイト『LINE MUSIC』では5曲も総合1位を獲得しており、絶大な支持を受けている。また、最新アルバム『SING SING SING 6』がiTunesのアルバムチャートで総合1位を獲得するなど、その人気は若者だけにとどまらない。
もうひとつの要因は、ベリーグッドマンは応援する立場、応援される立場の両者にとって元気がでる曲を多数持っていることだろう。あるスポーツ紙のインタビューで彼らが語った“「頑張れ」って言葉は使わないようにしてます。僕たちが頑張るし、一緒に頑張ろうってスタンス”という想いも元気がでる楽曲となるポイントだ。
ベリーグッドマンが奏でる応援歌は“パワーソング”と名付けられている。高校球児を元気付けるパワーソングを数多く持ち、高校生を筆頭に幅広く支持されているベリーグッドマンに注目してほしい。
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