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ジェニーハイ、初の夏フェスはラップで幕開け&ミニアルバムリリースを発表

小籔千豊、くっきー(野性爆弾)、中嶋イッキュウ(tricot)、新垣隆、川谷絵音から成る超個性的バンド“ジェニーハイ”。デビュー曲「片目で異常に恋してる」は、主要配信チャートにて軒並みTOP10入りを果たし、配信開始と同時に公開されたミュージックビデオはYouTubeの急上昇ランキング1位を獲得すると、あっという間に100万再生を突破。現在では700万再生まで再生数が伸びており、このバンドに対する注目度の高さが伺いしれる。

そんな彼らが、結成時に掲げたバンドの目標である“夏フェスへの出演”を遂に果たした。その舞台は7月14日(土)に北海道で行なわれた、2018年で9回目の開催となる『JOIN ALIVE 2018』のステージである。

開場前よりジェニーハイの物販コーナーには長蛇の列。ライブ出番前に会場内でラジオの公開収録へメンバー全員が訪れると、あれよあれよと言う間にオーディエンスが集まり、初めてのフェスで早くも規格外の注目度を誇っていた。いよいよライブの時間が迫りだしステージ上で転換が始まる頃、舞台となるFUTURE FLOWERSステージには大勢のオーディエンスが集まる。瞬く間に入場制限がかかり、エリア内は満員御礼状態、柵の外からステージを見守る人々も大勢いた。

エリア内・エリア外含め10,000人ほどの観衆の中、いよいよジェニーハイのライブが幕を開けた。打ち込みのキック、シンセ音が鳴り出すと川谷絵音(プロデュース&ギター)がステージに登場するとハンドマイクでラップを披露! 思わぬスタートに驚きを覚えながらもオーディエンスの大歓声が鳴り響く。そして次に登場したのは新垣隆(キーボード)。なんと新垣隆も16小節のラップを披露した。既にジェニーハイの世界観で染まった会場一帯、次に現れた野性爆弾のくっきー(ベース)がまた何とも超個性的なラップで会場を沸かす。そしてイッキュウ(ボーカル&ギター)も軽やかに愛嬌のあるラップを披露し、最後に登場した小籔千豊がタイトな16小節のラップを見事に歌い上げると、5人が勢揃いし“俺らがジェニーハイだ!”と決めセリフを告げる。その瞬間、揺れんばかりの歓声が鳴り響いた。

そこからも畳みかけるように初披露となる新曲を4曲披露。ジェニーハイらしいPOPで軽快な楽曲からミドルテンポでメンバーそれぞれのソロ演奏パートがある楽曲、バラードとデビューしたばかりとは思えぬ多彩さを魅せつけた。さすが川谷絵音と感嘆するばかりである。計5曲を披露してMCに入ると、この日BSスカパー!『BAZOOKA!!!』の収録で現地に帯同していたお笑いコンビ千鳥の二人がステージ上へ登場。“メンバーに重大な報告がある!”と前置きの後に、千鳥からジェニーハイのメンバーへ“2018年秋にミニアルバムを発売!”という重大発表が告げられた。

鮮烈のデビュー曲「片目で異常に恋してる」、そして新たに披露された新曲、これらをひっさげてのリリースになるのであれば間違いなく唯一無二な、そしてクオリティも申し分のないミニアルバムになるであろう。詳細は後日発表になるとのことなので、続報をお楽しみに!

重大発表も行なわれたMCを終えると、いよいよデビュー曲「片目で異常に恋してる」だ。この場所に集まった大勢のオーディエンスも聴き込んでいるであろうこの楽曲は、ラストの曲に相応しく大きな盛り上がりを見せ、ジェニーハイの初フェス出演、初フェスライブは幕を閉じた。

最後に大観衆の客席をバックに記念写真を撮影。2018年7月14日(土)、超個性派バンド・ジェニーハイの新たな歴史が大きく刻まれた。7月29日(日)には山口県で開催される『WILD BUNCH FEST.2018』にも出演するジェニーハイ。この日のライブも要注目である。

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