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超特急、3部にわたって開催された4th写真集発売記念トークイベントが大盛況

超特急が、自身4冊目となる写真集『超特急×Australia restart』を5月25日に発売。その発売記念トークイベントが6月23日(土)に新宿パークタワーホールで開催された。オーストラリアの開放的なロケーションで撮影された今作の目玉は、タクヤいわく「スタダコードの限界を超えた」という初の水着姿解禁。当然ファンの中での注目度も高く、この日だけのメイキング映像を交えた和気藹々としたトークで、会場に詰めかけた満員の8号車(超特急ファンの呼称)を楽しませた。

これまでもマレーシアの北ボルネオ鉄道、ロシアのシベリア鉄道、英国ロンドンのユーロスターと、“世界の電車とのコラボ”をテーマに海外撮影の写真集を出版してきた超特急だが、4冊目となる今回の舞台はオーストラリアのパース。“海の上を走る電車”として知られる“パッセルトン・トレイン”に乗車したとのことで、イベントに先立って行われた囲み取材でも「海に向かってメチャゆっくり走っていくのが気持ちよかった」(ユーキ)、「海風に揺られながら、ゆっくりした時間を過ごせて、すごく楽しめた」(タカシ)とご満悦。ユースケも「こんなに綺麗な海、久しぶりに見ました!」と力説していた。

ちなみに『restart』というタイトルはタクヤの考案によるもので、「今までの写真集はパンチの利いた面白いタイトルが多かったけれど、今回は6人体制になって初の写真集ということで、このタイトル通り6人と8号車で再スタートできるような1冊にしたかった」とのこと。その通り、今回は肌を見せないという通称“スタダコード”を初めて破り、水着姿で海に入ったシーンも収めたことで大きな話題を呼んでいた。

そして1部・トークイベントが始まると、写真集でも着用していた“I LOVE PERTH”Tシャツ姿で登場した6人に大歓声が! 今回の写真集撮影について、タカシは「すごく良かった!」と目を輝かせると、リョウガは「今回、初めての水着姿で上裸を披露したということで、5冊目はどうなっちゃうのか……」と不安を覗かせる。また、カイは「ロットネスト島のクオッカがとにかく可愛かった! ぬいぐるみ買って帰って、家で愛でてます」と、囲み取材のときと同じように熱弁をふるってみせた。

写真集としては初めてメイキングDVDが付属した今作だが、さらに、その裏側を収めた今日だけのオフショット映像を特別に上映しつつ、撮影の裏側を明かしてゆくことに。ヴィンテージピアノを演奏するリョウガに続き、砂浜でメンバーや現地のちびっこたちにユースケが砂に埋められてゆく映像では、実は予想以上に水温が低く、温まるために砂に入ったことをユースケが告白する。同じ他のメンバーも岩場で暖を取ったりしていたそうだが、そんな中でもユーキだけは水から上がらず潜水し続けていたとのこと。いわく「せっかく来たんだから楽しまなきゃ! 運動の中で唯一泳ぐことが苦手なんですけど、潜水は楽しかったです。海の中、超綺麗だった!」と、アクティヴな彼らしいコメントをくれた。

また、砂浜でバク転に挑戦するタクヤや、しりとりラップを歌い続けるユースケ等、本邦初公開の映像も。特に、移動中の車内でも延々と一人でしりとりし続け、遂には「これで音楽作りたいわ!」と呟くユースケの映像には、場内は爆笑の渦となった。「これが最後の映像なんて信じられないです!」と頭を下げたユースケだったが、8号車のクラップを受けてラップを生披露すると、ユーキとも交互にしりとりを繋ぎ、最後には「これ曲にするわ!」と驚きの宣言も。そこで「しりとりラップのシングルが楽しみですね。デビューおめでとうございます!」と囃すタクヤに、カイからは「来年の写真集の特典にすればいいんじゃない? メイキングDVDとしりとりラップの2枚組で!」との提案も飛び出して、写真集第5弾への楽しみがまた一つ増えることとなった。

終始笑いっぱなしながらも「パースはホントに良いところなので、もし写真集を見て興味を持ってもらえたら、ぜひ現地に行って聖地巡礼とかで楽しんでもらえたらなぁって」(ユースケ)と締めくくられたトークイベントは、この日、3部にわたって開催され、いずれも大盛況。飾らない素顔の魅力を、映像やトークを通じて存分に発揮してくれた。8月8日には新体制2枚目となるシングル「Jesus」もリリースされるが、イベント前の会見でカイは「テレビ朝日系ドラマ『ヒモメン』の主題歌なので、ちょっとクズっぽいような歌詞はドラマの内容にも合っているけれど、何か大切なものを見つけるような曲になっていて。ダンスも超特急らしいキャッチーで皆さんと一緒に踊れるような曲になっているので楽しみにしていてください」とアピール。ユーキも「今、世の中では“ダサかっこいい”が話題だけれど、超特急はずっと昔から“ダサカッコいい”をやってきたので負けられない!」と気炎を吐いた。

シングルの発売日8月8日と翌9日には東京国際フォーラム・ホールAにて、初開催の2017年からよりパワーアップした主催イベント『“超”超フェス』を敢行。2018年末にはアリーナツアー『BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH』で東西を回り、12月7日はさいたまスーパーアリーナ、12月26日・27日には大阪城ホール2デイズでの公演も決定している。どんな嵐の中をも駆け抜ける超特急のように、走り続ける彼らに今年も注目必至だ。

【ライブ情報】

『HMV presents BULLET TRAIN 6th Anniversary Special 「“超”超フェス」』

8月08日(水) 東京国際フォーラム ホールA

8月09日(木) 東京国際フォーラム ホールA

『BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH』

12月07日(金) さいたまスーパーアリーナ

12月26日(水) 大阪城ホール

12月27日(木) 大阪城ホール

※特設サイト:http://bullettrain.jp/golden2018/

写真集『超特急×Australia restart』

発表中

価格:¥4,000+税

仕様:A4変型版 / カラー112ページ

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