バンドというギミックを捨て、歌とアコースティックだけで生身の身体と想いを込めてぶつかり合う 、100%“歌”のためのイベントと銘を打った『歌者 -KASHA-』が、 4月20日新宿 ReNYにて開催された。
本イベントは、普段はバンドの音でマスキングされて感じることのできない歌い手の細かな息づかい、繊細な輪郭、嵐のようなダイナミックをリスナーに余すことなく体感して欲しいという想いで企画。トップバッターを飾ったのは、“歌者”の発起人でもある村屋光二(ex.redballoon)で、確かな歌と会場に集まったオーディエンスに終始感謝の意を伝え、氏原ワタル(ex.DOES)へ歌のバトンを繋いだ。
会場を氏原色に一瞬で変えてしまう彼の歌には、経験から滲み出たどこかブルースのような落ち着いた居場所があり、会場が一体感を強める中、ラストはIKE( SPYAIR)の登場。 SPYAIRを始め、自分がリスペクトして歌いたいと思った曲を披露した IKEは、玉置浩二の「メロディー」を歌う際に自身の Instagramにて生ライブ配信を敢行。会場に来れないかったファンにもイベントの雰囲気をプレゼントした。
アンコールでは会場に詰め掛けたオーディエンスのため、アニメ『銀魂』の主題歌「曇天」「銀色の空」「スクランブル」を3人でコラボ。イベントは最高潮の興奮で終演すると思ったが、 4月18日がIKEの誕生日だったこともあり、サプライズで SPYAIRのドラム・ KENTAがケーキを持って登場。出演者、会場全員でお祝いをして、終始笑顔でイベントは幕を閉じた。
次回開催も決定しており、詳細は近く発表される。
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