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【INTERVIEW:ひかりのなかに】地元“トーキョー”の“最前線”になる

動画配信サービス「GYAO」、ストリーミングサービス「AWA」のフォローアップをもとに、日本工学院専門学校の学生がアーティストインタビューを行う、ネクストブレイクアーティストをプッシュするコラボレーション企画『G-NEXT』。

今回の選出アーティストは、高校の軽音楽部で結成されたスリーピースロックバンド、ひかりのなかに。結成1年半で数々のフェスに出演を果たし、4月22日にはデビューミニアルバム『トーキョー最前線』をリリースし、未来への覚悟を表明した。収録曲に込められた想いや青春の日々を通して、彼女たちの等身大の姿、STAY HOMEの今、そしてこれからを訊いた。

■最前線になると同時に 後戻りできないように自ら仕向ける

ーー同じ高校の軽音部で結成されたそうですが、入部した動機をうかがえますか。そこからこのメンバーでバンドを結成するに至った経緯、バンド名の由来も教えてください。

ヤマシタ:単純にバンドがしたかったからです。今のメンバーとは、入部後に設けられたバンドを組む期間内に気が合いそうということと、ベースのひよりとはバンドへどう向き合いたいかという気持ちも似ていたので、この人となら長くバンドができそうだなという理由で組みました。バンド名は、私が“ひかり”や“ひかる”というような明るいイメージを持った名前にしたくて、メンバーで話し合った結果、“ひかりのなかに”になりました。

たけうち:バンドがずっと大好きで、高校に入ったら絶対軽音部に入ろうと思ってました! 私は卒業後も音楽を仕事にしたいと思っていて、それと似た考えをカホも持っていたので意気投合しました。ジョーは人柄です。

ーー音楽を始めたきっかけ、現在のパートを選んだきっかけはなんでしょうか?

ヤマシタ:音楽自体は2歳から12歳までの10年間ピアノのレッスンに通っていました。そのなかで“鍵盤も弾けてギターも弾けたら格好いいのでは?”となり、小学5年生の時にギターを買いました。そのあとギターはしばらくオブジェになっていたのですが、2015年にロックバンド(エレファントカシマシ)を目の当たりにして、“ロックバンドになりたい!”と思い改めてギターを弾くようになりました。 

たけうち:小学生のとき兄の影響でBUMP OF CHICKENにハマり、ベースのCHAMAさんに憧れを抱き中学生から吹奏楽部でベースを始めました。

ジョー:僕は当時やっていたアニメのエンディングテーマであるShout it Outの曲がとてもカッコ良くて影響され、軽音部に入って楽器を迷っていたところをカホとひよりに誘われてドラムをやる形になりました。

ーーバンドを始めて3年、高校卒業〜プロデビューということもあり節目のタイミングだったと思うのですが、これまでの活動を振り返って周りからの反響など大きく変わった点はありますか? デビューの経緯、プロ活動へ進路を決めたタイミングやメンバー間の意識合わせも含めてお聞かせください。

ヤマシタ:あまり大差ないなとわたしは正直感じています。もちろん、たくさん日の目を見る瞬間はあって、リリースをする前から考えると側にいてくれる人も増えてきているなという印象も勿論あります。ただ、こういう状況もあってか、あまり“デビューしたから変わったな!”とかは感じていません。今お世話になっている事務所の方から、去年の秋口にリリースをするという方向でお話を頂いて、その時はまだ自分たちがデビューという形になるとは想像していませんでした。制作の途中で“デビューアルバム”という形になると聞いた時、本当は手放しに喜べなかった自分がいました。自分たちの作っているものを認めてもらって嬉しかったというのはそうなんですが、それよりも自分の年齢や実力、そのほか諸々を冷静に立ち返って見たとき、“今ではないのではないか”“でもこのチャンスを無碍にするわけにはいかないし”“だからこそメンバーの本音を聞いてこれからの人生どうするか、音楽の道でいいのか問わなければ”となり、その“デビューアルバムになる”と決まったあとすぐのタイミングでメンバーとも話し合いをしました。その結果、きちんと同じ方向を向いて“ひかりのなかに”を続けていくことになったので今があります。

たけうち:突然人生が180度変わったのはやっぱり2018年にオーディションで優勝して『COUNTDOWN JAPAN 18/19』に出演したことです。同じ時期に事務所と契約もしました。プロになりたいとは中学生から思っていたのですが、音楽1本で進むっていうのはこの時期くらいに決めたと思います。2人も多分同じです!

ジョー:周りからの反響や視線はこれから変わっていくんだろうなという感覚だけがある状態で、まだ今このコロナ禍のなかでハッキリと感じることはできていない状態です。でも自分の意識だけはしっかり切り替えているつもりです。

ーーデビュー作であるミニアルバム『トーキョー最前線』ですが、タイトルにはどのような想いや姿勢があって決めたのでしょうか?

ヤマシタ:最近では年下のバンドもよく見るようになったり、同世代がいろいろ結果を出していく所を目の当たりにして、不安が募ることが多かったんです、だからこそこのアルバム名に私たちの地元「トーキョー」の「最前線」と付けて、自分たちが最前線になる、と決意をすると同時に後戻り出来ないように自ら仕向ける、そういう意味が込められています。

たけうち:ひかりのなかにが、東京の最前線を走るようなバンドになるという意味を込めて前のめりな気持ちで付けました!

ーー普段、楽曲制作はどのように行っているのでしょうか? 制作の流れやそれぞれの役割分担があれば教えてください。

ヤマシタ:0→1の作業は私が歌詞も曲も書いています。その後メンバーと曲を作っていきます。

ジョー:ドラム担当の僕はやっぱりドラムを考えて叩くのが役割なので、本当は作詞とかもできるようになっていくのが理想ですが、そこはとにかくドラムが上手くなってから考えることにします!

ーー今回のアルバムはリード曲の「ナイトライダー」が一曲目に設定されていますが、全体の曲順を決める際に思い描いた出口のようなものはありますか?

ヤマシタ:ライブのセットリストの様な、1枚を一気に聴くときの流れを意識して、「ナイトライダー」は全体を引っ張ってくれるような楽曲になっていると思ったので1曲目にしました。

ーーひかりのなかにの楽曲は力強くも繊細な言葉選びが印象的ですが、歌詞を書く際はどのようなことを大切にしていますか?

ヤマシタ:あまり着飾らないことです。

ーー“ザ・青春”と感じられる歌詞が多く感じられ、高校3年間の集大成となっていますが、振り返ってどのような高校生活でしたか。また印象に残っている思い出があればお聞きしたいです。

ヤマシタ:高校生活は、良くも悪くも予想を裏切られた3年間でした。高校生になっても当たり前に3年間通い続けると思っていたけど、実際1年も経たずして辞めてしまいましたし、朝から夕方まで飲食店やスーパーなどで働いていたり、かと思えば大きな舞台に立つことができたり。普通の女子高校生への憧れはありましたが、これもこれで私らしいのかなと今は思えます。

たけうち:学校帰りに友達とカラオケや繁華街に行くのでは無く、制服でライブハウスにライブしに行ったり、スタジオに入ったりの毎日でした。でも今考えるとそれって高校生しか出来ないことだったなって思います。

ジョー:軽音楽部1年の夏の文化祭ですね。出会って4ヶ月くらいの先輩が部活から引退するだけなのにボロボロ涙しました。

ーー「ナイトライダー」の歌詞にぐんぐんと前進していくようなパワーがあるように感じます。その反面、“暗中模索のその先はどこ?”“僕の吐いた言葉どんな価値を見出せる?”など、自問自答するような言葉もありますが、この曲の歌詞を書くにあたってどのような背景がありましたか?

ヤマシタ:この時期は先ほどのアルバム名がどのようについたかという部分ともかぶるのですが、徐々に同世代のバンドが結果を残しているのを見て、すごく焦って“自分にとってバンドってなんだろう?”とかそういう気持ちの中で生まれたのが「ナイトライダー」という曲です。

ーー“ねぇ君の一番大切なものってなんだい?”というフレーズがとても印象的だったのですが、みなさんが思う一番大切なものはどのようなものですか?

ヤマシタ:人です! このバンドを支えてくれる全ての人、私個人を支えてくれている友人などが私の大切なものです。

たけうち:シンプルに音楽です!

ジョー:今自分に用意してもらってる環境だったりが大切なものだと思ってます。18歳でデビューできる環境って聞いたことないです。

ーーこれからのひかりのなかにの覚悟を感じる楽曲であるとお聞きしたのですが、具体的にお聞かせください。

ヤマシタ:とにかく“ひかりのなかに”というバンドで発信し続けてゆく覚悟です。色々な場所でお話をしてるのですが、スーパーでみんなが知っている曲がBGMになってたりするじゃないですか、そうなりたいのと、知らない人が自分のバンドの話をしているところに出くわすのが夢なので、その夢が叶うまで音楽を発信していく覚悟です。

たけうち:音楽1本で頑張る!というのと、絶対に東京の最前線に立つ!という覚悟です!

■目の前の世界で 少しだけ強くなりたい

ーーほかの曲に関しても伺っていきたいのですが、「かくめい」に関して、注目してほしいポイントは? 強いて言うならば、何に対しての“かくめい”を歌っているのでしょうか?

ヤマシタ:ガンガンに(?)ギターを弾きました。私は基本的にバンド以外のことになると決断とか、決心とか、他人に対して強く主張するとか、そういうことが苦手で、その上友達も少ないですし、なんか最悪だなってなる時が多いんです、だからそういう目の前の世界で少しだけ強くなりたい、そういうことを歌った曲です

ーー「はやぶさ」についてライブで披露していた時よりもアレンジがパワーアップされているようですが、具体的にどの部分のことでしょうか? また、疾走感溢れる楽曲となっていますが、ライブでの盛り上りポイントを教えてください

ヤマシタ:それまでなんとなくライブでやっていた「はやぶさ」という楽曲を、せっかく録音するのだからと思い、もう一度曲と向き合い構成を見直したり歌い方を変えてみたりとかしました。盛り上がるポイントは人それぞれだと思うので、聴いて、見て、グッとくるポイントはきっとこの曲の中でもいくつかあると思うので、各々感じていただけたらと思います。

たけうち:アウトロでカホが歌い切るようなところだったり、今までよりさらにずっとダッシュしてるような感じになりました。静かなシーンから急にサビに行くところが盛り上がるかなと思います!

ジョー:サビです!! 特にCメロからの大サビがグイッと盛り上がるのでそこでみんな拳を上げてほしいです!

ーー「椿のうた」の曲名ですが、椿の花言葉をもとに決定したとお聞きしましたが、具体的なエピソードを教えてください。

ヤマシタ:11月って、年の瀬というには早いし、でも気温も下がってきて秋とも言い難い変な時期だと思うんです。その中で、私個人の話をすると、企画のライブ(『せかいでいちばんやさしい日』@TSUTAYA O-nest公演)も終わって、着々と次のAL制作を進めてゆく中で、それまでの自分を振り返ったタイミングがあって。毎日毎日退屈だった学生生活も、辞めてしまったらものすごく尊いものだったんだと気付いた感覚とか、思うように曲が書けずに泣いてしまった日のこと、なんだか味気ない人生だなと思うタイミングだって幾度かあったけど、振り返ってみるとすごく素敵なこともたくさんあって。そういう当時の気持ちをいつでも思い出せるように曲を書こうと思って書いたのがこの曲です。タイトルはずっと「11月のこと」だったのを、11月に咲く花、花言葉は“控えめな素晴らしさ”という名前の椿が合うんじゃないかと思ってこのタイトルにしました。

ーー“センチメンタルマイシティ”というフレーズが何度も出てきますが、この曲から想い起こされる街の景色、原風景はありますか?

ヤマシタ:地元です。すごく雑多な街なんです。パチンコ屋とカラオケ、居酒屋、すごく夜の街なイメージで夜でも明るいから、センチメンタルな時だと、なんとも思わない景色がすごく眩しくて寂しいなと感じます。

ーー歌詞の中に“この世にドラえもんなんかはいないし”とありますが、もしドラえもんがいたならどんなことがしたいですか?

ヤマシタ:タイムマシンで戻りたい過去がたくさんあります!(笑)

たけうち:タイムマシンで未来に行きたいです!

ジョー:ヤセールをのんで痩せます。

ーー「オレンジ」ですが、“僕らの青春”というワードが何度か出てきます。「椿のうた」では“青春が羨ましくてたまらなかった”というフレーズもありますが、この二つの楽曲で青春に対しての考え方にはどんな違いがあるのでしょうか?

ヤマシタ:椿のうたのなかの「青春」は、私の思い描いていた青春を指します。高校に入学して、それなりに友達がいて、趣味があって、男女の関係があったり、たまに友達と喧嘩したり、放課後にご飯を食べに都会へ出向いたり。そういう思い描いて、自分もそうなれる、と思っていた青春です。対して「オレンジ」のなかの“青春”っていうのは私たちの実際の青春です。高校に入学しても友達なんてメンバーを除いたら2人とかしかできなかったし、バンドを進めたい気持ちにはライブハウスのノルマがついてくるし。努力はいくらやっても報われないと絶望する時もあったし、友達のSNSを見て指を咥える日なんて毎日だった、それでも日の目を見る瞬間があったり、音楽の素晴らしさに気づけた夜があったり、何一つ思い通りになんかいかなかったけど、想像がつかないくらい素晴らしい私たちの本物の“青春”、それが「オレンジ」でいう“青春”になります。

ーー自分は今、青春してる!、そう思える瞬間はありましたか?

ヤマシタ:いい曲をかけた時です。

たけうち:友達とバカ騒ぎしてるときや行事のときは青春してたと思います(笑)。

ジョー:昼休みに友達とペットボトル使って中庭で水をかけ合ってる時は、だいぶ青春だったと思います。

ーーアルバム最後の曲「ロンググッドバイ」ですが、春を舞台として、特有の切なさや新たな始まりの雰囲気が等身大で表現されていますが、どのようなことを考えて春を表現しましたか? 甘酸っぱい恋の曲になっておりますが…

ヤマシタ:この曲、ほぼ実体験ではなく私の頭の中で生み出された同世代の男の子の人生の視点に立って書いた曲です。なので“こういう時、彼はどう思うんだろう?”とかって考えながら曲を書きました。

ーー表現といえば、この曲は歌詞を基に短編ドラマとして映像化もされていますね。この企画が決まった経緯とご覧になった感想もお聞かせいただけますか。

ヤマシタ:“この曲でドラマを作ろうと思う”というお話をいただいて、“勿論です!”とお答えした結果というような感じです。最初見たときはあまりに自分とかけ離れた青春を送っていたので、単純に“こうなりたすぎる!”と思って見てました。

たけうち:自分が昔想像してた理想の高校生って感じの2人で、観てて羨ましく思ったり素敵だなあって思ったりしてました。すごく良い短編ドラマです!

ーー自分の生み出した音楽がMVとは違った意味で映像化され視聴者へ伝えられることについてはどう思われますか?

ヤマシタ:最高だなと思いました。自分の手を離れて第三者がこの曲を聴いて、感じて、脚本を書いてくださって、それが役者の方々の手に渡り、演じて、ひとつの作品になって。役者さんに限らず想像できないくらい多くの方々が、携わってくれて。私の部屋で床に座ってギターを弾きながら作った曲が、こんなにもたくさんの人生を動かすこともあるって考えたら、今でも嬉しくてワクワクしますしありがたいなと思います。

ーー私たちはコンサート・イベント科の学生なのでお伺いしたいのですが、ライブをする際にバンドとして大切にしていることはなんですか? レコーディングと違いお客さんが目の前にいる“ライブ”だからこそ心掛けていることなどがあれば教えてください。

ヤマシタ:目を見ることです。少しでもねじれなく届いて欲しいので目を見ることです。

たけうち:お客さんと目を合わせることと、私たちがまずは楽しむことを大切にしています!

ジョー:自分自身が一番楽しんでライブに挑むことです。お客さんに笑顔が伝染するのが一番素敵なパフォーマーとお客さんの関係性だと思います。

ーーこんなスタッフだとやりやすい、うれしい、などスタッフに求めていることはありますか? またメンバー間で、ライブをしていくうえで課題としているものがあればお聞かせください。

ヤマシタ:接しやすい方は本当に助かるなと思います。性格が完全に人見知りといいますか、話すのがあんまり得意ではないので接しやすい方だと本当に助かります。

たけうち:あんまり考えたことなかったですが、気さくな方だと話しやすいです(人見知りなので…)。その場の環境に流されないようにするっていうのが3人の課題です。

ジョー:ただただ返しの音が聴きやすいとライブがしやすくなるのでとりあえずそこが良ければめちゃくちゃいいPAさんだなってなります! ライブをするときには、目で楽しんでもらえるように動きをしっかりつけることを目標にライブしてます!

ーーライブができない状況が長く続いていますが、8月に初ワンマンを控えていますね。意気込みもですが、ライブを待っているファンに伝えたいことはありますか?今後のバンド活動に関しての目標や夢も合わせてお聞かせください。

ヤマシタ:とにかく必死に頑張るので、その姿が誰かの糧になればそれ以上のことはないなと思います。私たちはたくさんの人に届けるため、今好きでいてくれている方々が“ひかりのなかに 好きでいてよかった”と思ってもらえるためにも止まらずどこまでも行こうと思うので、どうかこれからも何卒よろしくお願いします…(笑)。

たけうち:私たちも早くお客さんが前にいるライブハウスでライブしたいなって毎日思ってます。この期間が終わったら、全国でたくさんライブがしたいし、みんなと楽しい気持ちを共有したいです!

ジョー:本当にみんなも家でジッとしてて我慢していると思う。けどもう少し、もう少しのはずだから待ってて欲しい。我慢して見た次のライブは最高のはずだから。そしてこのバンドは大きくなって色んなでっかいステージにでるので、それまでみんなが背中を支えてくれると嬉しい!

ーー世間では“自粛”“STAY HOME”が最近のキーワードでしたが、今この状況だからこそ大切にされていることはなんでしょうか?

ヤマシタ:何もないと考え事をして簡単に絶望したりとかするので、心身ともに健康を目指して生活しています。

たけうち:家から出れない分、なるべくSNSとかでみんなの声を聞いたり話せる機会を作ったりしてます!

ジョー:いままであまり向けてこなかった家でもできることっていうことに目を向けるようになれたので、それが割と大切なことだったなと思います。

ーーYouTubeにて 『月刊ひかりのなかに』 と題して普段の様子が公開されていますが、これを始めた理由は何ですか?今後も更新は続いていくのでしょうか?

ヤマシタ:普段の自分たちの様子をお届けすることによって親近感を覚えていただけたらなと思い始めました。こういう状況だったり、その直前はレコーディングなどお見せすることができない状況だったりもあって、更新が滞ってますが、ぼちぼち更新はしていく予定です。

たけうち:私はもう1つ人生があったら“YouTuberになりたい”とずっと思っていて、それを知った会社の人が、“じゃあやってみる?”って感じで勧めてくれたので始めました。今後も色々考えながら何かやっていきたいなと思ってます!

ーーツイッターを拝見したのですが、ヤマシタさんはボーカロイドの初音ミクを購入していましたね。いかがですか?

ヤマシタ:それがつい先日まで今使っているPCのスペックが対応していなくて! 対応したというお知らせが来たので重い腰を上げて進めようかなと思っている途中です…。

ーーでは、最後になりますが、漠然とした質問です。あなたにとって音楽とは?

ヤマシタ:自分を表現するための最善・最良のツールです!

たけうち:生きがいです!  どんなときも私の人生には音楽が隣にいたので、これからは私たちが誰かの隣にいれるようになりたいです。

ジョー:日常の中に紛れていて、それでいて人を救うこともあるという素敵な存在です。ほかにそんなものないですよね。だから音楽はそれだけで特別な存在です。

取材:備前桐香、永嶋来愛里(日本工学院専門学校 蒲田校 コンサート・イベント科)

ミニアルバム『トーキョー最前線』

2020年4月22日発売

AZCS-1092/¥1,980(税込)

【ライブ情報】

『「トーキョー最前線」リリース記念初ワンマン!東京編』

8月19日 東京・Shibuya WWW

『「トーキョー最前線」リリース記念初ワンマン!大阪編』

8月26日 大阪・ROCKTOWN

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