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ミオヤマザキ、鶴、underslowjamsが出演したサガミオリジナルの新イベントが終幕

20周年を迎えるサガミオリジナルが10月25日に渋谷CLUB QUATTROにて開催した、音楽フェスティバル『sagami original presents CRUSH ON』の記念すべき第一回目が大盛況のうちに幕を閉じた。

これまで日本最大級のクリスマスイヴ・クラブイベント『SABISHINBO NIGHT』をはじめ、様々な形で音楽を通して若者の「愛」をサポートしてきたサガミオリジナル。1998年の発売より、節目となる20周年イヤーに単なるライブイベントではなく、音楽フェスティバルを通して「新しい出会い」「人との繋がりの大切さ」そして「愛する人への思いやり」などのメッセージを伝え、アーティストとオーディエンスに何かしら考えるキッカケになってもらいたいという思いからはじめた新プロジェクトが「CRUSH ON」だ。

コンセプトに賛同したミオヤマザキ、鶴、underslowjamsの3バンドによる異色の共演が今回実現。開場前からミュージック・ラバーたちが渋谷クラブ・クアトロに集結し、今か今かとライブを待っている。開場すると、入場してきたオーディエンスにはサガミオリジナルのコンドームが配られて、「サガミオリジナルを片手に愛を叫ぼう!」と掲げられたイベントコンセプトには少々戸惑いや照れを見せながらもコンドームを手に持ちライブ会場へ。

イベントでトップバッターを務めたのは夏には野外フェスなどの出演が多く、都内では久々のライブ出演となったunderslowjams。大人のグルーヴで「Prime Shock」、「酩酊」を含む全12曲を歌いあげ、会場をすっかり温めると、鶴へバトンタッチ。

人との繋がりを大事にする、今回のイベントのコンセプトにぴったりな鶴の3人は持ち前の熱いライブスタイルで会場を文字通りヒートアップさせていく。ファンのみならず会場にいるオーディエンスを鶴ポーズで一心同体にしつつ「ソウルメイト今夜」を含む8曲を熱唱した。

そしていよいよ、イベントのトリを務めるミオヤマザキが登場。序盤から会場をヘドバンの嵐に引き込み、MCではコンドームの大切さを訴える。楽曲と照明が一体化されたライブは、「童貞ハンター」など全11曲、パワフルな言葉の数々で会場をミオヤマザキの世界へと引き込んだ。

このように今回の企画以外ではなかなか対バンの機会もないであろう3バンドが、それぞれの色で「CRUSH ON」のコンセプトを訴えたところで会場が熱気に包まれたまま、イベントはその幕を閉じた。

サガミオリジナルは今後も音楽を通して大事な人へのメッセージを伝えていくという。20周年イヤーを記念した活動はこれからも続いていくため、今後のイベント開催などの動きから目が離せない。

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