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THE BACK HORN、作家・住野よるとのコラボプロジェクトを始動

『君の膵臓をたべたい』(累計276万部突破)、『また、同じ夢を見ていた』(累計81万部突破)、『か「」く「」し「」ご「」と「』(単行本30万部突破)など話題作を発表し続けるベストセラー作家・住野よると、結成20周年を迎えたロックバンド・THE BACK HORNによるコラボレーションが発表された。

住野よるがデビュー前からTHE BACK HORNの大ファンだったことから、本プロジェクトが決定。THE BACK HORNはこれまでにも黒沢 清監督・映画『アカルイミライ』(2003年)主題歌「未来」、紀里谷和明監督・映画『CASSHERN』(2004年)挿入歌「レクイエム」を手掛けるなど、映像系クリエイターとのコラボを行なってきたが、小説家とのコラボは今回が初めてとなる。

今回のコラボレーションは、“既存の小説にテーマ曲をつける”または“既存の楽曲の世界観から小説を書く”というような一方方向のものではなく、音楽と小説というジャンルの垣根を超え、お互いの創作に深く関りながら生み出す、新感覚の共作。作品コンセプトの段階から双方で意見を交わし合い、さらにお互いのつくったものにインスパイアされる形で次を生み出していく…という相互作用による創作が展開される。読者やリスナーは、現在進行形でのコラボレーションの目撃者となるだろう。

コラボ第一弾作品となる楽曲「ハナレバナレ」は、相互に影響を与えあいながら幾度もの打ち合わせを経て完成された。住野の新作『この気持ちもいつか忘れる』連載開始の1週間前から配信開始となるので、ぜひ連載が始まる前に聴き込んでほしい。また、公開されたティザー映像でも楽曲の一部を視聴することができる。THE BACK HORNの楽曲の世界観と映像の違和感が絶妙に絡み合う作品となっており、イヤホンでの視聴がおすすめだ。

また、9月6日よりコラボプロジェクトの特設サイトがオープン! このプロジェクトの成り立ちや、作品のティザー映像、あらすじ、THE BACK HORNと住野よるのインタビューなど、盛りだくさんの内容が掲載され、今後も本企画についての最新情報が随時更新されていくとのこと。なお、週刊新潮の連載も本サイトにて10月5日(金)から分割してWEB掲載されていく予定となっているので要チェック!

■THE BACK HORN × 住野よるコラボプロジェクト公式サイト

http://thebackhornsuminoyoru.com/

配信楽曲「ハナレバナレ」

2018年9月13日より配信

住野よる新作長編『この気持ちもいつか忘れる』

2018年9月20日(木)より『週刊新潮』にて連載開始

<内容>

退屈な毎日と周囲に飽き飽きしながら生きる高校生のカヤ。ランニングの途中で訪れる寂れたバス停の待合室だけが、ありのままの自分でいられる場所だった。16 歳の誕生日を迎えた夜、待合室に現れた不思議な少女がカヤの世界を一変させるが――。

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